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「ナースが婚活(第3話)」禁止と言われても2時間あったらやってしまう女心

初動から、矢田亜希子の「やったな?」の連発。それは、禁止されてるSEXのことだったんですね。まあ、今回は、女の方から誘って部屋に入って行ったようだから、いいんじゃないということでしょうか?だから、男の年齢が一つ下にしてあったのかな?だけど、ここで出てくるクライアントが全て看護師だとはいえ、看護師は落としやすい的に捉える男も多いかもね。

今回のクライアントは小島藤子。結構、ベテランになってるよなと思ったら、彼女、今、リアルでも30歳になったばかり。その割には、昔よりは顔がすっきりした感じがしますね。まあ、この役は適役か・・。

で、誕生日に、自分が30歳になったと気づいて、周囲の物の30の文字が皆、目に入ってシンクロニシティを起こす場面は面白かった。これ、他でも使えますな。かなり無理クリの数字の出し方ではあったが、こういうこともありますよね。

そして、矢田亜希子が論ずる、今日の話は「マッチングアプリと結婚相談所の違い」。結論は、結婚相談所に来る人の目的は結婚であり、皆が本気であるということ。それを認識させるために、小島がマッチングアプリで知り合った男が嘘をついてることを描いたりする。まあ、確かに、男側から見たら、やりたいだけの男が多いのはわかる。というか、スマホアプリが出来てからは、昔よりもカジュアルになってしまった感はあるよね。その分、ナンパは減ったということ?何でもネットで済まそうとする世の中で、これからどうなっていくかは不安。

ここでの小島の仕事は夜間のナースだ。そりゃ、昼夜逆転してれば、出会いは少ないでしょうな。だからこそ、マッチングアプリに頼り、SEXの方も盛んになってしまってる感じはわかるが、もう、人生が変わらない無限ループに入ってる。

そして、矢田に婚活看護を依頼するわけだが、今回は一人の男性(岩井拳士朗)とお付き合いができるようになるまで。彼は公務員でとにかく地味な存在。小島が思う男ではなかったのだろうが、それでも、お互いに素を見せたところで悪い人でないことはわかるが、小島の仕事柄、デートができない状況になる。

そこで、今回の矢田の言葉は「会えない時間で何を思うか、会えた時間でどう感じるか、それが大事」ということ。「会えない時間が愛育てるのさ」という"よろしく哀愁"の世界ですな。ということで、2時間の空き時間で彼に会うことにすると、ある意味、彼も考えていたようで、彼女を幸せにする宣言をする。そんな彼に笑顔で答えて、部屋に誘った小島という顛末だったという話。

そして、最後に婚活中のSEX禁止は、女性を護るための決め事だという話が出てくる。この混沌とした世の中、そういう気遣いは大事ですよね。

なかなか、毎回、小さい話だが、色々なことを考えさせられる話が続く。ドラマのナビゲーターでもある、矢田亜希子の勢いもあり、なかなか面白いドラマではあります。

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