看護師3週目、考えること
こんにちは、祝日のため12時間眠りましたるんこです
睡眠って幸せ、だけど、今日絶対眠れないよね
やらかしたな〜〜
3週目に突入して、私はなんとなく患者さんの特徴だったりケアのコツだったり、先輩看護師の意識している部分や共通認識があること、チーム内での空気感などが分かってきました。
自分で言うのもあれだけど、新しい環境、特に職場で馴染むのに苦労しない性格だとは思っていて、今回も幸いなことにみなさん優しくて面白い先輩ばかりで、すごく働きやすそうだなあと思っています。
ちなみに私が所属する科は、重症心身障害児(者)病棟で、胎児期から新生児期の間、乳児期などになんらかの障害がおこり、その後順調な発達が困難な状況になってしまった子供たちが入院しています。
つまりとても重度な障害をもった子供、そして年齢を重ねて障害を持ちながら大人になった人達がいるわけです。
NICU(小児の集中治療室)を経て、慢性期にあたるので長期入院の患者さんが多くいらっしゃいます。
コウノドリなどを見たことがある方は、なんとなくイメージがつくかもしれません。
ちなみに私は1話しか見れていません。見ます。でも絶対泣いちゃうよね。
第1話でさえも、胎盤早期剥離によって緊急帝王切開、母子ともに危険な状態で、母親の「子供だけでも」という想いが、NICUの存在意義なのかもしれない、なんて思ったり
お母さんが大切にお腹の中で育てて愛情を注いできていて、誕生が祝福されて
この当たり前のような奇跡が、今この病棟になってからより奇跡に感じたり
帰り道、たまに考えてしまうことがあって
走り回る子供たち
友達と楽しそうに話す女子高校生
患者さんで同じくらいの年代の子達が沢山いて、
もしも、もしも障害がなかったら、今頃あんなかんじなのかなあ
例えば突然完治する薬が登場して
みんなが急に、歩けるようになったり、話せるようになったのなら、どんな性格なのかな、どんな子なのかなって、
どんなふうに笑うのかなって
そんなことを考えたりします
日々の目まぐるしさに忘れてしまわないように
患者さんは、自分の思いを伝えられないから
苦しいって伝えられないから
地道にコミュニケーションを重ねて、私もいつか、先輩方みたいに、患者さんの状態を読み取れる力を身に付けたいと思います。
そんな3週目でした。
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