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Instagramの雑誌化「マガジン風コンテンツ」とは?

最近、Instagramで雑誌のようなマガジン風コンテンツを見かけませんか?
雑誌の表紙のような作り込まれたデザイン、次はどんなものが出てくるのだろう?というワクワク感、ついつい見てしまいます。

個人的には、(脱)インスタ映え、タグる、共感などあらゆるアップデートを重ねたInstagramの形が「マガジン風コンテンツ」だと思います。

以前のInstagramといえば、オシャレやトレンドといったキラキラしたコンテンツがメインでしたが、ユーザーが多様化した現在は様々な方法であらゆるジャンルの情報が発信されています。

マガジン風コンテンツとは・・・


【特徴】
・1枚目の画像がまるで雑誌の表紙
・カルーセルが雑誌をめくる感覚っぽい
・キャプチャー(本文)を読まなくても見て分かる
・詳細はキャプチャーで深掘りされている

マガジン風コンテンツのメリット

◎ 世界観の統一
・世界観や統一性の呪縛によるネタ切れ防止
・ジャンルやコンテンツが異なっても表紙で統一性を保てる
自分のフィードがメディア化(雑誌化)

◎ より多くの情報、熱量を伝えらる
・文字入れにより1枚の画像でたくさんの情報を伝えられる
・ターゲットやニーズに合ったコンテンツになる

◎ 写真よりも目立って差別化できる
・表紙が目立つので周りの写真に埋もれない

マガジン風コンテンツのデメリット

× 手間がかかる
「写真を撮って加工してアップ!」程度の手間ではありません。
手を抜くと野暮ったくなってしまいます。

× デザイナーの領域
マガジンコンテンツを投稿しているアカウントを見ると、企業アカウントやクリエイター、デザイナーを含めた複数人で運用しているアカウントが多いことから一人で運用するのは大変です。

[まとめ] 憧れから参考へ

2017年以前のインスタ映え全盛期は、Instagramのコンテンツには「憧れ」があってどこか一方通行な感じがありました。

その結果、インスタ疲れ(離れ)が生じ、現在は共感が重視され「憧れ」から「参考」へと移り変わっています。

参考(≒共感)のポイントは以下の3点です。

■ ターゲット(ペルソナ)視点
ターゲットはどんな人でしょうか?何を求めている人でしょうか?
その人の役に立つコンテンツを提供できれば参考(共感)に近づきます。

■ プロセス・ストーリー性
綺麗な写真だけで「いいね」を得られる時代ではなくなりました。
「なぜ?」の問いかけを忘れずにしましょう。
プロセスやストーリー性が参考(共感)度にダイレクトにつながります

■ 情報としての価値
「憧れから参考」ということで、投稿そのものに情報としての価値があるかどうか。
ビジュアルはもちろん、キャプション、発見という意味でのハッシュタグなど、あらゆる点に気を配らなければいけません。神は細部に宿る...。

Instagramのマガジン風コンテンツはビジュアルだけでなく、中身も雑誌そのもののような気がします。

女性ファッション誌のように幾多の雑誌がひしめき合う中でそれぞれのメディアが確立されているのは独自のペルソナ選定、世界観があるからです。

Instagramも女性ファッション誌に似ているなと思います。

より丁寧な解説をするための活動資金とさせて頂きます*