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【戦略Instagram】ハッシュタグはセンスの塊

Instagramといえば”映え”な写真を撮ることが重要だと思いがちですが、実はセンスの分かれ目は”映え”ではなく、ハッシュタグの選び方です。
綺麗な写真を投稿するのは当たり前。誰もが渾身の一枚をアップします。

どんなに綺麗な写真をアップしてもフォロワーが少なかったり、ハッシュタグからの流入が少なければ伝えたいことも伝わりません。

Instagramはハッシュタグがカギを握る

ー おさらい ー
Instagramで露出を図るためにはハッシュタグがカギになります。
ハッシュタグ経由で潜在ユーザーからの「いいね」やフォローに繋げることができるからです。
Instagramでは一つの投稿で最大30個のハッシュタグをつけることができます。

既に数万人以上のフォロワーがいるアカウントはハッシュタグを意識しなくても自分のフォロワーだけでたくさんの「いいね」がつきます。

しかし、まだフォロワーが少ないアカウントが流行りや人気のハッシュタグを付けてもすぐに埋もれてしまって効果がありません

発展途上のアカウントを運用する場合はハッシュタグの選び方が極めて重要になります。

ハッシュタグ(Instagram)のアルゴリズム

①エンゲージメント(ベース)
アルゴリズムの変動があるInstagramですが、今後もエンゲージメントが軸になるといっていいでしょう。エンゲージメントとは、「いいね」や「コメント」、「保存」など投稿に対するアクションの数です。

特に「保存」の数はアルゴリズムの面だけでなく、投稿の質の高さを表すので最も意識すべき項目です。「いいね」を獲得するのは比較的簡単ですが、「保存」してもらうためには写真はもちろん、キャプションの工夫が必要です。

また、注意すべきことはエンゲージメントの”数ではなく割合”です。
同じ「いいね」が100の投稿でも、フォロワー1,000人のユーザーが投稿したものとフォロワー200人のユーザーが投稿したものでは後者の方がエンゲージメント率が高いので評価が高くなります。

②エンゲージメント獲得の初速
エンゲージメント率も重要ですが、投稿完了してからどれくらいの速さでエンゲージメントを獲得しているかもアルゴリズムの評価のカギを握っています。投稿する時間帯やタイミングの重要性が分かりますね。

③滞在時間
投稿を見ている時間の長さもアルゴリズムの面では重要です。
動画をよく見かけるのはこれによります。

ハッシュタグの選び方

では、どんなハッシュタグを選べばいいのか?

①ハッシュタグの数
最大30個まで付けることが可能です。
”基本的には”、ハッシュタグの数が多いほど流入に繋がるのでなるべく多く付けたいところです。以下に記述する内容と踏まえて検討するといいでしょう。

②ハッシュタグに選ぶワード
はじめにも述べましたが、流行りのハッシュタグや人気のハッシュタグで人気投稿に表示されるのはとても難しいです。そのため、Instagramのハッシュタグの付け方は戦略はもちろん、センスも必要になります。

- ビッグワード、ミドルワード、スモールワードそれぞれ意識
ビッグワード
とは、業界や地名などを表します。
※「#カフェ」、「#ファッション」、「#京都」など

ビッグワードは誰もが思いつく付けやすいワードなので投稿数が多く、ハッシュタグ内の投稿の質もバラバラ。そのため、ビッグワードからフォロワーを得られてもファンに繋がりにくいので付ける価値無し。質の低いフォロワーはエンゲージメントを下げるだけなので不要です。

ミドルワードとは、主に複合語(「#京都カフェ」など)が該当します。ビッグワードよりも具体的なのが特徴です。ハッシュタグの規模は数千〜数万程度。

スモールワードとは、ミドルワードよりもニッチなワード。
ブランド名お店の名前などが該当します。

Instagramのハッシュタグで検索するユーザーが増えている昨今、ミドルワードやスモールワードの攻略がポイントです。

検索しそうなワードをハッシュタグにチョイス

Googleで「カフェ」を検索する時をイメージしてみましょう。
検索窓に入力するワードは「カフェ」という一つの単語だけでなく、「地名+カフェ」など具体的なワードを入力するでしょう。

ハッシュタグを付ける際は検索ワードを意識すると専門性や独自性が生まれます

ミドルワードやスモールワードで検索するユーザーはそのジャンルに興味があったり、情報を欲しがっているユーザーです。目的がハッキリしているため「いいね」などのアクションはもちろん、フォロワーにも繋がりやすいです。このようなフォロワーは単なる数字上のフォロワーでなくファンにも繋がりやすいのが特徴です。

オリジナルハッシュタグを一つは付けてみる

ミドルワードやスモールワードもジャンルや地名によってはボリュームが増えて競合がたくさん。その中で人気投稿に表示されるためには戦略は必須。

ミドルワードやスモールワード以外にも自分で考えたオリジナルハッシュタグを付けてハッシュタグを育てていくのも重要です。ビジネスアカウントやキャンペーンの際に有効です。

ハッシュタグはターゲットを意識

最後にまとめになりますが、ハッシュタグは身の丈に合ったワードを選ぶことはもちろん、戦略性が必要になります。

InstagramはSNSとしてだけでなく、ソーシャルメディアとして、そして多様性の時代に合ったメディアになっていきます。ユーザーの情報収集を意識してハッシュタグを付けると露出だけでなくアカウントの成長にもつながるでしょう。

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