燃焼した脂肪の驚くべき行き先と、ランナーの効果的ダイエット方法とは

一昨日、このような記事を書きました。

GWの暴飲暴食による体重増をチャラにすべく”いつもの劇薬”を試しました。その方法とはいたって簡単で、①インターバルなど強度高めのランで追い込む②夕飯を最小限に抑える③スパッと寝る。これだけでOK。

これだけで前日朝と比較し1.3kg落ちていたというわけなんですが、汗で多く失われているのは否めないと思います。まぁ付け焼き刃ですよね。

燃焼した脂肪ってどこに行ってるの?

では、運動等で体脂肪が燃焼された後、それがどのように排出されるかはご存知でしょうか?僕は以前これが気になって調べた結果に大変驚きました。

まず、想像つくのは、尿です。

そして、次は呼吸(二酸化炭素)でしょう。驚くのはその割合。

呼吸:84%
汗や尿:16%

なんとまぁ、燃焼した体脂肪の8割以上が呼吸から排出されているそうなんです。呼吸からの排出量なんて微々たるもんだと思っていたので衝撃でした。

中性脂肪は、炭素、酸素および水素からなりますので、私たちが蓄えられた脂肪(つまり中性脂肪をエネルギー化したもの)を代謝すると、老廃物である水と二酸化炭素になります。二酸化炭素は、私たちが息を吐き出すときに放出されます。また水分、尿、汗や涙という体液として排出されます。つまり「脂肪が減ると、それはどこに行くのか?」という問いに対する、著者らが求めた正しい回答は「二酸化炭素、体液」でした。
では、より多く呼吸をすれば、体重は減少するのでしょうか? もちろん、答えはノーです。必要以上の呼吸は、過呼吸を引き起こしますし、めまい、動悸、意識の損失を失う可能性まであります。やはり鍵は運動なのです。
運動中は体内のより多くの二酸化炭素を取り除く必要があるため、自然に呼吸が速くなります。
例えば、70kgの成人が座ってばかりいる生活を送っている場合に吐き出す二酸化炭素量は1日約200gです。運動をすれば当然増え、ジョギング1時間で代謝率は7倍も増加し、追加で約40g、二酸化炭素を体内から取り除きます。

つまり、強度高めのランニングで追い込む▶二酸化炭素排出量が増えるということでやはりシェイプアップにはやはりインターバルや坂道走などの練習も必要ということなのでしょう。

走っているのに痩せない理由と、その対策

更に高強度のトレーニングには絶大なるメリットがあります。それはトレーニング後に食欲が減退するということです。

一般にジョギングなどの軽い有酸素運動は45分以上続けるとコルチゾールというストレスホルモンが分泌され食欲が増進してしまい、結局体脂肪が減ってもそれ以上に摂取してしまうので、結果痩せないとも言われています。

ですので、短時間でいいので高強度の有酸素トレーニングを挟むと良いみたい。つまり、ランニングならやはりダッシュを入れるのが良いということになるんですけど、毎日していたら脚を故障してしまいます。そこで今流行っているのはHIITトレーニング。僕も最近はバーピーをランの後か中盤に挟んでいます。

食欲は無理に抑えようとしても後から爆発するだけなので、その手前の段階で、食欲が発生しずらい状態に持っていく方が得策ということですね。

痩せるぞー。

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