熱が何度か、わからないから
風邪をひいて、初めて仕事を休んだ。
1年以上ぶりに熱が出て、本当にしんどかった。
鼻水が泉のように湧き出て、たぶん38度後半くらい熱が出て(怖くて熱は測らなかった)割とマジで、生きている人間であることを実感した。
幸い食欲だけはあって、寝てるとき以外はひたすら食べていた。結構食べまくった。
一年以上前の下書きにも、熱が出た時のことが書いていた。しかも生きている気がするだの、似たようなことを書いていた。
つまり、一年以上前も同じようにこの気持ちを書き記そうとnoteに綴っていた訳だ。(世に出ることはなかったが)
あのことも書きたかったし、あれについてはまだ下書きのままだし、そんなこんなで、気が付いたら一年経ってた。
熱が出た日から一年間、下書きを溜め続けた。
下書き職人になっていた。
今回も多分下書き行きだろう。
何回も何回も書き直して、下書きばかり溜まっていくって、noteあるあるだと思う。
またこうして一年後くらいに風邪をひいて、同じような感じで治りかけの夜にnoteを開いてると思うし、同じようなことを中途半端に綴っていると思うし、正直その感性はそのままでいてほしいので、そうであってほしい気持ちもちょっとだけある。
怖くて熱が測れないって、マジで俺あるあるで、
病院も行きたくないし、なるべく仕事も休みたくはないから、被害を最小限に抑えたいし(だとしたらすぐに病院に行くべきだが)
熱が出て、これからずっと苦しむことに怖がってるというか、動けなくなることに怖がっているのに近い。
結果すぐ熱も引いて、もう落ち着いたのでよし。
熱は何度と数字に出ていない方がいい場面て絶対多いと思う。
39度とか40度近く出てたらパニックになって余計に苦しみそうだし、
(ヤバイ、このまま下がらんかったら死ぬんやろか)
逆に思ったより低くても、それからどんどん上がってきそうな気がするし、
(ヤバイ、これからどんどん悪くなる一方や、、、)
だったら初めから何度かわからないままいた方が、自分を錯覚させたままの方が、ちょっとは元気でいられる気がする。
気温とかも天気予報で35度以上が続いてるとうんざりするみたいな。週末来る寒冷前線に震えて眠るとか。数字にするより「マジで熱い」とか「結構寒い」の方が無駄に疲れないで済みそう。
(いやこれはそうでもないかも)
何かに対する熱もそう思う、その何かに対する熱意が何度かわかっていたら多分あんまり面白くないし、(あくまで俺の場合ですが。)今何度かわかる熱はすぐに冷めてしまうと思う。
何度かわからない錯覚がそのままずっと冷めない熱になることだってあるのだ(これは絶対あると思う)
久しぶりに2日間も家にいて、ずっと寝ることしかできなくて、暇で仕方なくて、やっと熱が下がってきたから、久しぶりに家でパソコンを開いて、これを書いているのだが
ずっと画面を見てるとなんだかやっぱり本調子じゃなくて、薄っすら頭がぼんやりしてきてしまった。
今のうちに寝とこうと思う。自分は今何度か、全くわからないから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?