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トッピングに権力を

お好み焼き屋で出来るトッピングのように
お金を払う権力で
試して見たいトッピングを増やして
美味しいかどうかじゃないトッピングで

いつもの定位置で
一日が始まる
朝の集いの後は一つ下の階へ行って
温かいほうじ茶を飲むのが日課

本当は緑茶がいいけど
売れきれだから仕方なく
温かいほうじ茶を先週末から
飲むことになった

お金を払っても売り切れでは
仕方がない
さてほうじ茶の後は
いつものコピー機の近く

通路に近い場所が定位置で
また今日が始まる
この定位置から見ると
左側と右側では

声を楽しさが違うグループに
分かれている
左側はそのグループ長の権力で
好きな人達が周りを囲んでいるようだ

右側はそれに外されたグループで
どこかに散らばっているのか
いつもの定位置にはほとんど
誰もいない

右側のグループは
左側のグループから外されて
悔しいとかの気持ちは無いが
左側のグループの声の楽しさは

気持ちが悪そうだ
ただ左側グループで権力で集められた中にも
この左側グループ長には
どうも なつけない人もちらほら

この左側と右側のお好み焼きは
左側のグループ長の上の上長が
トッピングしたお好み焼きだ
実は左側のグループ長も

このトッピングは違うと思う
部分が暴走した事もあった
この暴走したトッピングは
かなりマズいトッピングで

上長のお気に入りトッピングだったから
周りが気を使って少しずつトッピングする
ようにしていた
その少量のトッピングでも

上長のお気に入りトッピングは
本当に不味いし使い物にならない
さあ左側のグループ長はどうするのか
上長のお気に入りトッピングを

来年も食べさせられるのだろうか
新しいトッピングの
お好み焼きが生まれる
時期がきた

トッピングは
トッピングして見ないと分からない
トッピングの個性は
混ぜ加減と焼き加減と

ソースとマヨ加減
そしてお好み焼き屋を始めるしかない
何としても繁盛させるしかない
別のメニューもありだと思う


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