奥田民生（地球三兄弟）「中津川THE SOLAR BUDOKAN 2023」day1 ライブレポ（23.9.23）
去年に引き続き、今年も中津川ソーラー行ってきました！今年は23、24の2Daysの開催。どちらの日も民生さん出演予定だったので迷わず両日参加！！
こちらは1日目、地球三兄弟としてご出演されたステージのレポとなっております！（2日目のsolar sessionステージは書き上げ次第アップする予定なのでよろしければそちらも！）
開演2分前
地球三兄弟の前は打首獄門同好会。
打首さんのときから前の方にはいたのだが、モッシュにダイブにもみくちゃにされ人の波に流された結果、地球三兄弟前には前から2列目の民生さん真正面という良席に流れ着いた（ラッキー）。
開演2分前になると、ステージ下手の袖からお三方の姿がチラチラ。
1.すっごい汗
開演時間になると、なんとも哀愁漂う「ガッツだぜ」オルゴールバージョンをBGMにお三方が登場。
センターにTHE EARTH（桜井さん）、下手側にスパ de SKY（KING）、ドラムにOしゃん（民生さん）がつき、1曲目スタート。
1番のあとの間奏ではメンバー紹介。
ｱｰｽ「地球の皆さんこんにちは！！！僕たち地球三兄弟といいます！！！ドラムス、Oしゃん！！ベース、スパ de SKY！！！そしてわたくしTHE EARTHです！！」
ｽﾊﾟ「でっかい地球に夢みっつー♪」
音源に忠実に、ｽﾊﾟがまだ喋ってる途中で歌い出すｽﾊﾟを見て思わず笑うOしゃん笑
民生さんがステージ上手側に移動しベースを持つ。
ｱｰｽ「えー皆さんこんにちは！めちゃくちゃ不定期に思い出したようにやっている地球三兄弟です！笑 タイジ君、今日は呼んでくれてありがとう！」
ｽﾊﾟ「あ、桜井映ってるよ！（ステージ横の巨大スクリーンを見ながら）」
(´ё ` )「桜井じゃないよ、THE EARTHだよ。桜井だと…他の桜井が出てくるから笑」
ｽﾊﾟ「桜井はいっぱいいますよ笑」
(´ё ` )「いや桜井…いい方の笑 いい方の桜井」
個人名を出さないかわりに結構ひどい言い回しをする民生さん笑
ｽﾊﾟ「さあ、ではここからは素敵なゲストを呼んで一緒にやりたいと思います。ドラムス、伊藤大地ーー！！」
（大地さん出てくる）
(´ё ` )「いい方の伊藤大地！！笑」
ｱｰｽ「キーボード、奥野真哉ーー！！」
（奥野さん出てくる）
(´ё ` )「いい方の笑、いい方の奥野！（←まだ言ってる）」
ｱｰｽ「いい方のって笑」
ｽﾊﾟ「悪い方の奥野は何なんだ」
伊藤大地さんが登場してすぐドラムの位置についたのに対し、しっかりステージ前方まで出てきてキレッキレな動きで謎のポーズを決める奥野さんに爆笑の観客とメンバー笑
ｽﾊﾟ「いいよぉ、今日機嫌いいよ、これ出るとき調子いいからね！！（適当）」
サポメンの立場でも変わらずしっかりと爪痕を残しにいくあたりさすが奥野さんです笑
2.地球の親玉
地球三兄弟を見るのはこれが初めてだったのだが、事前に予習しておいたので曲はバッチリ。
当たり前に歌もハモリも上手いし演奏も上手いお三方。
この曲もKINGのボーカルはもちろん、民生さん桜井さんのハモリが素晴らしかった。
ボーカルを邪魔しないよう声のボリュームを抑え、コーラスの雰囲気を出すために声色も若干柔らかく調整して完璧にハモっていらした。
曲終わりにMC。
ｱｰｽ「なんか…バンドの音がいいね」
(´ё ` )「あのー、バンドとか弾き語りとかいろんな形態でやってたけど、バンドは久しぶりなのよね」
ｱｰｽ「そうそう」
(´ё ` )「だからコロナの野郎のせいで止まったまんまだったから笑」
ｽﾊﾟ「そうね、だから…2020年以来？」
ｱｰｽ「寝かせた甲斐があった笑」
3.呼びにきたよ
(´ё ` )「次、僕歌いますよ」
そして始まった3曲目「呼びにきたよ」
ゆるゆるなMCと雰囲気ではあるが、歌も演奏もさすがの完成度。30数年も一線で活躍し続けてきた人たちはやはり違う。
ｱｰｽ「なんか…いい曲だね笑 すごくいい曲な気がしてきた！」
(´ё ` )「確かにね」
ｽﾊﾟ「懐かしいよね」
(´ё ` )「えー、そんな曲がたくさん入ったアルバムがあります。結構前のですが…買ってください」
急な宣伝に客席からは笑い声が漏れる。
本日の皆さんの衣装は、黒と白の変則大柄ストライプシャツにゆったりめのグレーのパンツ。
ｽﾊﾟ「今日はね、生地が足りなかったからリーダー（ｱｰｽ）だけ短パンで」
(´ё ` )「責任を取ってね」
ｱｰｽ「責任て笑 俺の布を！（あげる）ってこと？笑」
(´ё ` )「そう笑 俺は短いのでいいからお前らは長いの履け！って。俺はみじ（短）でいいからお前らはなが（長）を！って。みじでいいからながを！みじ！！みじでいいからながを！！（←みじとながを気に入った民生さん）」
ｱｰｽ「それ優しいんだか脅してるんだか笑」
4.アースより愛を込めて
ｱｰｽ「アースより愛を込めてです」
一通りMCをしたあと、真面目にそう紹介する桜井さんに思わず笑ってしまう民生さん笑
「星の玉乗り 地球の暮らし 転び転がし 進んでは休み♪」
民生さんがそこまで歌うと次はKING。しかしすっかり自分のパートを忘れていたKING、数秒バックのオケの音だけになり、慌てて続きを歌い出す笑
多少のゴニョゴニョはありつつも笑、やはり演奏は一級品。ユニゾンもハモリもしっかり決まる。
最後、桜井さんのキリングパート（キリングパート言うな）「君がいなければ意味がない♪」では客席も一緒に「Fuーー！！」と声を出す。
曲後のMCも実にこの3人らしい。
＼かっこいいーー！！／
ｱｰｽ「かっこいいでしょ？」
＼じょうずー！！／
ｽﾊﾟ「でしょ？ありがとう！！プロに向かってありがとう！！」
急な畜生発言のKINGに客席は大爆笑。
(´ё ` )「ね、でも俺たち結構言われるよね、なかなかやるやん的なこと」
ｽﾊﾟ「あのねぇ俺もうすでに何回か間違えてるから。だから上手くはないのよ笑」
(´ё ` )「いや『何回か』って、最初の曲間違えまくってたじゃん笑！」
（客席爆笑）
ｱｰｽ「なんかどっちが歌うのかわからなくなったりしてたよね笑」
5.絵
ｱｰｽ「次は…3人で作った曲です」
次の曲をいまいち把握していないと思われる民生さん、アースの言葉を聞き、思わず飲んでいた飲み物のグラスを口から離して「そうだっけ！？」的な動きで下にある曲順表を確認する（可愛い）
色濃い目のサングラスの上からぴょこっと八の字に飛び出す眉毛、今日も表情豊かで愛くるしいです（真顔）
ｱｰｽ「Aメロをスパ de SKY、Bメロを僕、でサビをOしゃんが書いたやつですね」
(´ё ` )「絵（という曲）。……絵？え？？え？？？」
ｽﾊﾟ「え？？」
ｱｰｽ「picture（絵）の方ね、『え？』じゃなくて笑」
(´ё ` )「え？？？」
ｽﾊﾟ「え？？？」
ｱｰｽ「pictureの方ね、pardon？じゃなくて」
ふざけ倒すクソガキ2人（民生KING）とお世話係（桜井さん）
(´ё ` )「pardon笑笑笑 はい、『絵』という曲です」
地球三兄弟を生で見るにあたって事前に全曲予習したとき、特に好きだなと思ったこの曲。誰が詞を書いた等は確認していなかったので「夜露をふいた太陽が そう君のほほを染めた」なんてロマンチックな歌詞のサビを作ったのが民生さんだと知りとても驚いた。
演奏はもちろん、サビに向けての疾走感と、サビに入った瞬間の民生さんの歌声が本当に素敵で「やっぱなんだかんだ奥田民生だよなぁ」と改めて思うなど。
この曲の3声ハモも本当に美しく、どこか適当で決め切る感じではないのに、逆にそのアバウトさがゴスペル的なドライブ感とグルーヴを生み出していて聴き心地がとても良い。
6.たかまり
ｱｰｽ「あ、まだ…ゆっくりやれます」
(´ё ` )「あぁ、今まで時間気にしてあまり喋らず来たところをね」
曲終わり、おもむろにポケットからスマホを取り出し、時間を確認しながらそう言う桜井さんのあまりの自由さと、特にそれを気にも留めない2人に笑い声が漏れる会場。
(´ё ` )「あ！ギターきたっ！！」
MCの傍ら次の曲の準備をしていると、それまでベースだった民生さんの元にギターが運ばれてきて、焦ったような声を出す（可愛い）
ｱｰｽ「あのー、Oしゃんは明日も（中津川ソーラーに）出るんだけど、それなのに今日ギター1曲しかないんでしょ？笑」
(´ё ` )「なんなら明日も基本ベース。ベース雇えなかったのよ、俺が1番曲知ってるだろうということで（ベースやることになった）。明日もよろしくお願いします」
ｱｰｽ「次の曲は思う存分ギター弾いてください笑」
そうして曲がスタート。
1曲しかない民生さんギター曲、ちょうど民生さんの真正面の席を取れたのに、民生さんがリズムを取って揺れる度、民生さんの頭の後ろから凄まじいライトの光が目に直当たりして非常に眩しかった（どうでもいい）
ｽﾊﾟ「ここからは皆さんの…ご機嫌伺い的な笑！」
(´ё ` )「もうやることはやったから、あとはおまけみたいなもんだからね！」
ｱｰｽ「じゃあ最後は…皆がお待ちかねの2曲を…！」
＼（拍手&歓声）／
ｱｰｽ「まずはあの曲から！笑」
ｽﾊﾟ「あの曲から！！どれ！？」
(´ё ` )「どれやる！？」
ｱｰｽ「ガッツだぜとか？笑」
(´ё ` )「ガッツだぜもうさっきやったじゃん笑、最初流れてたでしょ、あのかなしーい『ガッツでしたね…』みたいなやつ」
登場BGMのガッツだぜオルゴールバージョンに触れる民生さんに会場は爆笑。
7.サマーヌード
ｱｰｽ「サマーヌードです笑」
一通りMCをしたあとに笑いながらあっさり曲名を告げる桜井さん笑
まさかのサマーヌードに会場は大盛り上がり、かくいう私も「地球三兄弟でサマーヌードやったことはあるしもしかしたら見れるかなぁ」レベルの淡い期待を持っていた程度だったのであまりの嬉しさにニッコニコで大拍手。
どの曲も素敵だったが、結果このサマーヌードのかっこよさにに全て持っていかれてしまった。それくらいかっこよかった。
リズムが速い上にとても難しいこの曲のベース。以前（10年前くらい）地球三兄弟でサマーヌードをやったとき民生さんはベースで、ただでさえ難しいベースラインを弾きながら歌まで歌うという器用ぶり。
その時の音源を聴き漁っていたので、ベースを弾きながらこの曲を歌う民生さんを一度で良いから見てみたいと思っていた。
本当に、ただただかっこよかった。
まずリズムの取り方がいつもと全く違う。普段の民生さんは変則的に身体をゆらゆら揺らすようにしてリズムを取る。しかしこの曲では、スネアの音に合わせてリズムを「取る」というよりは「刻む」ように、肩を小刻みに動かしながら全身で拍を取っていて、カウントに合わせて両肩が交互に動く。
まるで若手ベーシストのような動きの、民生さんのイメージにない拍の取り方がとても意外でかっこよかった。
そしてその難しいベースラインをミスなく、しかも一寸の狂いもない抜群のリズム感で軽やかに弾く民生さん。
とにかくすごい。その一言。
1番はKINGさんがボーカル、2番になって民生さんがボーカルを取る。
最初の方で歌詞に口が追い付かずゴニョゴニョしてしまい、思わず自分でも笑う民生さん笑
しかしその後は圧巻、速いリズムも高難易度のベースラインも度々登場する高音パートもなんのその。歌は上手いわリズム感はいいわでもう手が付けられない。完全に降参です。
曲の疾走感と観客の盛り上がり、そして高難易度のベースプレイに民生さん自身もだんだんノリノリに。
ギターソロのごとく前へ出てきてベースを弾き、サビになると歌っているKINGに合わせてユニゾンで歌ってみたりシャウトしたりととにかく楽しそう。
ｱｰｽ「これ、サマーヌード歌いながらベース弾くのって嫌だよね？笑（難しいから）」
曲終わり、桜井さんにそう聞かれ、
(´ё ` )「…いや？嫌じゃないよ」
少し照れたように小さな声で返した民生さん、相当楽しかったようです（可愛い）
8.イージュー☆ライダー
(´ё ` )「次は僕の曲ですが！！笑 最初、EARTHが笑！EARTHが何とかする曲です！！笑」
桜井さんが1番を歌うので、ここぞとばかりにイジり、歌う前からもうすでに楽しくてしかたがない民生さん笑
曲がスタートすると、頑張って歌う桜井さんをニヤニヤしながら見つめる。
2番になると民生さんが歌う。それまでの桜井さんももちろん素敵だったが、民生さんになった瞬間「やっっっぱり奥田民生だなぁ！！」と思うなど。
ピッチの安定感、演奏と歌声の親和性、そして声量。当たり前だが、やはり民生さんの曲は民生さんのものだ。
サビでは客席から大合唱が。
サマーヌードもイージューも、名曲なうえにフェスでよく映える。雰囲気も盛り上がりも最高だ。
ｱｰｽ「ありがとうございましたー！！！伊藤大地ーー！！！奥野真哉ーー！！！スパ de SKY！！！Oしゃーーん！！！そしてTHE EARTHでした！」
(´ё ` )「THE EARTH！！！！！」
桜井さんが自ら紹介しても、最後にしっかり紹介し直してあげるあたりさすが気遣いの奥田民生。
手を振りながら3人が袖に捌け、地球三兄弟は終了。
民生さん、真心とそれぞれ別で見たことはあったが、地球三兄弟として見るのはこれが初。
ゆるゆるなMC、適当で決めきらないのに驚くほど上手い演奏。民生さんと真心、双方の良さが余さず出た最高のステージだった。
地球三兄弟のレポは以上です！記憶とメモを頼りに書いてるので、MCの順や細かな部分など多少違う部分もあるかもしれませんがご容赦を…！！
24日のsolar sessionレポも書こうと思っているので、そちらもよろしければ是非…！！
最後まで読んでくださりありがとうございました…！！
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