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【臨床心理学】独学で読んだ、読んでいる本(教科書っぽい編)

今日は、読んだ本の第2弾、まだ途中のものもあるがまとめておく。
放送大学で読んだ本については、別途まとめている。

今回は教科書っぽい編として、3冊挙げる。

臨床心理学(2015)

丹野義彦、石垣琢麿、毛利伊吹、佐々木淳、杉山明子/著

本当に各トピックのさわりだけなのだろうが、臨床心理士がどのようなプロセスでアセスメントを行うのか、そしていろいろな心理的障害があるのだな、ということが理解できた。
選んだ理由は、大学時代にこのシリーズの国際政治学を読み、楽しんだ感覚があったから。
今回の臨床心理学も、章ごとに著者の特質も感じられて楽しみながら読むことができた。

次にもう一冊だけ教科書的な本を読んでおきたく選んだのが、下記である。

よくわかる臨床心理学[改訂新版](2009)

下山晴彦 /編

日本における臨床心理学の抱える課題も含め、診療心理のイメージの肉付けがある程度できたかと思う。
下山晴彦さんは、臨床心理iNEXT というコミュニティも立ち上げられていて、本以外のこのような学びの場をどう活用している/していくかも別途まとめたい。
選んだ理由は、近所の本屋さんで一番目立ったから。
日本の臨床心理学が、結構な課題を抱えていること(こちらはiNEXTでも言及されている)、それを入門書でちゃんと書くんだ、というのが印象的だった。

最後の一冊は、よく文系のはずの心理学で統計があってつまずいた、という話を聞くので、はやめに課題をつぶしておこう、ということで下記を読んだ(読んでいる)

基礎から学ぶ統計学(2022)

中原治/著

検定を中心に、平均、分散、標準偏差など、基礎的な統計学について、非常にわかりやすくまとめられている。
これから取得する放送大学の心理学統計法などで詰まらないように、統計関係の本を一つ探しており、amazonで評価が多く、高かったものを選んだ。
わからない、のハードルを一つひとつ、図を多めに用いて説明してくれ、難しすぎる点については、ここは難しいからこういうものだと思ってください、と割り切って示してくれるのも助かる。
まだ半分くらい、理解しきれていない章があるが、なんとなく高校時代に勉強した確率、標準偏差などの記憶がよみがえってきた。
後は、放送大学の授業を受けながら、よくわからなくなったときに読み直したいと思う。

以上、放送大学の(私にとっての)第一期 受講前と受講中、なので昨年2022年の夏から秋、冬にかけて読んだ教科書っぽい本たちである。
そのほか、エッセイ、社会批評っぽい本たちも読んでいるので、これらについてもまた別途まとめたいと思う。

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