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テレビ


我が家はテレビから始まり、テレビに終わる。


私が望んでいるわけでもなく、この家の誰もが望んでいるという訳でもない。

私たち家族にとってテレビは生活の一部であり、単なる習慣に過ぎないからだ。

家に帰ってきたらまずテレビをつける。その時間帯で一番見たいと思える番組をとりあえず流しておく。

そうするとリビングは自然とひとつになる。

朝のニュース、
朝ドラ、
バラエティ、
ドラマ、
音楽番組、

そのどれもが我が家の会話の一端を担う重要な情報源だ。

最近の若者がわからない父に呆れる私、
懐かしい話題から昔話で盛り上がる両親、
アニソンを口ずさむ弟、
テレビのおかげでうちは賑やかなのだ。

しかし同世代ではテレビを見ない人も多く、YouTubeを見ている人が多い印象。

私はそこまでYouTubeに詳しくないので、話についていくことは難しい。

一方で、私自身はテレビドラマが大好きであるが、特定のドラマの話題で友達と盛り上がるということもほぼない。

テレビと共存しているのは私だけなのか?

家族団らんにテレビ、もう古いのだろうか。

それでも我が家はテレビをつける。

テレビを囲んで話をするために。

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