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Alphafly 3レビュー(ハーフマラソン編)

今回はアルファフライレビューの第二弾を行います。
前回第一弾は10kmロードレースでの各シューズの比較を行いました。
今回第二弾は今年度走った3本のハーフマラソンの比較、直近では今週の日曜日に走っていますが、それぞれで異なるシューズを履いて出場しましたので、結果をふまえて書きます。

出場した順番としては①メタスピードエッジ+(11月)、②アルファフライ1(1月)、③アルファフライ3(2月)となります。
詳細は上記画像を参照いただきたいですが、①3’33/km,ピッチ191,ストライド147cm、②3’26/km,ピッチ188,ストライド154cm、③3’28/km,ピッチ188,ストライド152cmとなりました。

その日のコンディションもあるため単純な比較は難しいところですが、
ストライドはアルファフライ1>アルファフライ3>エッジ+
ピッチはエッジ+>アルファフライ1=アルファフライ3
と一般的な認識通りアルファフライはストライドでエッジ+はピッチで走る形になっています。

その他主観を交えるとアルファフライ1がハマれば最も速く走れると感じました。アルファフライ3を履いた時は東洋大学の学生がペース走(おそらく3‘20〜3‘18)について行ったため、前半3‘20/km切りで入ることとなり、見事に潰れました。後半一旦3’40/km程度まで一旦ペースが落ちる展開でしたが、終盤3’25/kmまでペースを戻すことができました。アルファフライ3ではアルファフライ1の時に恐れていた大外しするレースにはなりにくいのではないかと感じました。

前回のレビューでアルファフライ3がアルファフライ1より優れているシューズかどうか、使いこなせておらず判断できないと書きましたが、今回2月のハーフマラソンでアルファフライの安定感の良さを実感しています。その原因は前回述べた通り、前足部と後足部が連結されたからでしょう。

アルファフライ3を履き出した当初は連結された影響で、どこからでも接地できることが逆にどこで接地すればいいか不明瞭になり、反発が落ちたイメージでしたが、慣れてくるとややフラット気味に接地することで面で反発する形が分かってきました。

次回3月にフルマラソンに出場予定のため、アルファフライ3の安定感が増した効果を感じる絶好の機会となりそうです。フルマラソンは一昨年出場した青島太平洋マラソン(2時間39分)がベストですので、アルファフライ3でそれを更新できるかどうか、自分自身でも楽しみにしています。

皆様もまさにマラソンシーズンだと思いますが、楽しまれているでしょうか。

そんな中、3月11日にはメタスピードスカイ/エッジパリが発売です。私自身はメタスピードがヴェイパーフライ、アルファフライに比べて硬めで安定感があることもあり、トラック練習や10km以下のロードレースなどで使用してきました。今回のシリーズもSNS上の情報では計量、ミッドソールの反発材の増量など非常にいいということですので、こちらも楽しみです。

個人的にはナイキ、アシックスのシューズを使い分けるので精一杯ですが、最近はナイキ、アディダス、アシックスに限らず、ブルックスやプーマ、中国メーカーなど多くの厚底カーボンシューズが遜色無くなってきており、各地のマラソン結果を見るときにどのメーカーのシューズで結果が出たのかも非常に楽しみな部分となっています。今年はオリンピックも開催されるため、さらに活発にシューズ開発がされることと思います。

長くなりましたが、マラソンシリーズ皆様が楽しく走られることを願っております。

4月になればトラックシーズンになるので、機会があれば各社のスパイク開発にも注目していこうと思います。


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