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「早い者勝ち」でなくても「味わいがち」になりたい

童話の「北風と太陽」も好きだけど
「漁師と実業家」の話もおもしろい。

漁師:毎日魚を釣って、
  好きな音楽を楽しんで、
  家族とのんびり暮らしている、
実業家:大きな船を買って、たくさんの人を雇い、
  もっとたくさんの魚を釣ったら、
  たくさんのお金が入りますよ。
漁師:そして、それでどうなるんだ?
実業家:家族とのんびり暮らせますよ。
漁師:そんなの、今やっているじゃないか、

・・・・・
当たり前のように食べているごはん
ゆっくり味わって食べると満足感は2倍。
当たり前のように入っているお風呂
じっくり浸かってからだとこころを癒す。
当たり前のような毎日にも
小さな奇跡と希望を見つけている。

どんなに奇跡を起こしたとしても
感じるこころがなければ、味わいはいまひとつ。
どんなに当たり前でも
感じるこころが豊かなら、味わいがちな毎日だ。