倒れ込み走法のメカニズム考察
YOUTUBEでランニングフォームをずっと勉強してきてます。
よく例えられるのは、
一本の棒になって前に倒れ込んでいくように。。。
最近、腰高姿勢にした方がいいような気がしていて
果たしてどうなんだろう、、、と気になってしまい
思い切って、シンプルモデルで
倒れ込み走法の省エネ効果をメカニズム考察してみました。
<詳細は、下記の区切り線の下に添付します>
その結果
・腰高姿勢やピッチ上げるのは効果ある
・真下で加重し、15°以上倒れこむと効果増えていく
ということがわかりました。
あくまでも倒れ込み時の重力効果だけを計算しました。
腰高、ピッチ上げ、倒れ込み増、にするためにも
エネルギー消費しますが、それは考慮できていません。
この結果は、普段の体感イメージと照らし合わせると
確かにそうだな、と納得できました。
それぞれの場合の姿勢維持しやすさは人それぞれなので
自分にとって楽な方法を見つければよいと思います。
自分の軸をしっかり持って
まずは、自分の真下(今ココ)に踏ん張る
そして、勇気を持って身をゆだねて倒れ込んで進もう
ランニングも。そして人生も。
倒れ込み過ぎると転んでしまうので注意!
適度に抜重して切り替えを
【詳細計算結果】
重力によって地面に一定荷重がかかると仮定します。
軸に沿う力はMgcosθ、さらに水平方向の推進力はMgcosθsinθ
その力を一歩分の距離で積算して、与えられる仕事を出します
それを時間あたりに換算して、得られる推進出力を出します
地面から得られる推進出力は、腰高さL や ピッチp に比例します。
右のカッコ内の影響がわかりにくいので
その部分を角度依存係数として、等高線グラフで表してみました ↓
推進出力は
加重角度で見ると、0°のとき(=真下荷重)極大です。
また、抜重角度が15°を越えると増加が急になります。
ぼくの抜重角度は動画で見たら20°くらい(赤丸)でした。
もう少し伸び代ありそうですね😄(転ばない程度で)
以上、何度も計算は見直したので大丈夫だと思いますが
もし間違いを発見したら、訂正していきます。
(バランスによって速度一定が成立しない、また
速度によってかかる荷重がMgにならない、もありえますが
おおざっぱにとらえるには、まずはこれでよし、としました)