見出し画像

私の青春【キャリコン編集部】

キャリコン編集部から与えられた今週のタイトルは「私の青春」

すぐに思い浮かんだのが「サムエル・ウルマンの青春」でした。自分が若い頃は、いずれ70歳に近づいた時にそんな気持ちになるのだろうかと思っていましたが、今がまさに「いずれ年を取った時」になってしまいました。

そして、改めて、この詩を読むと「そうだ、そうだ」という気持ちになります。

■サムエル・ウルマンの「青春」 (翻訳:岡田 義夫) 

"Youth is not a tome of life,it is a state of mind"(青春とは人生のある期間を指すのではなく、心の持ち方を指すものである)

ドイツ出身のアメリカの詩人 サムエル・ウルマン 1840〜1924 

青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦(きょうだ)を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や狐疑(こぎ)や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰(あたか)も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥(あくた)に帰せしめてしまう。

年は70であろうと16であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、

人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、

希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。 これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷(あつごおり)がこれを堅くとざすに至れば、この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。 (終)

「青春」は人生のある若い時期を指して言われることが多いですが、決してそうではないと思います。年齢が若くても覇気のない人はいますし、年齢を重ねるごとに若々しくなっていく人もいます。外見も醸し出す雰囲気も、まさに青春とは心の在り方そのものだと思います。

■学生時代の青春の思い出

学生時代、1977年~1981年でした。今でも懐かしく思い出すのは、当時流行った音楽です。1970年代のニューミュージックと言われた音楽。その中でも、懐かしいのは、かぐや姫オフコース

僕の胸でおやすみ 22歳の別れ 神田川 なごり雪 さよなら などなど

残念ながら、ギターがひけず、誰かの伴奏で歌うことが大好きでした。

そして、4年間過ごした京都での生活。学生には優しい街でした。当時は、サークル活動(ESSドラマセクション)バイト中心でしたが、ライブハウス芝居(学生演劇)にも結構はまっていました。下宿の近くに「サーカス・サーカス」というライブハウスがあって、まだ有名になる前の「やしきたかじん」さんとお酒を飲んだ記憶があります。

■そして今が青春です・・・と、敢えて言います!

*マラソンの目標・・・49歳の時フルマラソン(42.195キロ)を3時間44分100キロマラソンを、11時間46分で完走できましたが、今やもうそのタイムや距離は走れません。体力は完全に落ちています。それでも、何とかフルマラソン完走だけはやりたいと挑戦し続けています。マラソンの目標が2つあります。

ひとつが全都道府県制覇。現在47都道府県のうち40県。あと7県です。これについては、フルマラソンにはこだわってはいません。もうひとつがフルマラソン100回完走現在78回です。

*新しいことへの挑戦・・これはまだまだ出来ます。前向きな気持ちさえあれば、まだまだやれることは沢山有ると思います。Facebookは約10年前から継続していますが、今年から新たに「note」に毎週木曜日、ブログを書き始めました。Twitterも始めました。Instagramもアカウントは持っていますが、数回しか投稿していないので、もっと研究してみたいと思っています。

*新しい仕事への挑戦・・・2年前から、人材紹介業セミナー講師。昨年から結婚相談業を始めました。もしチャンスがあれば、まだまだ新しい仕事に挑戦したいと思っています。

*新しい方との出会い・・・これも今は積極的に行っています。Facebookの友達が、60歳時点では約1,000人でしたが、現在は1,500人になりました。あくまでも目的は人数では無く、魅力のある方々との出会いを求めています。

*おしゃれがしたい・・・これも、今はそんな気持ちで一杯です。定年直前は、スーツを着る機会も減るだろうと思い、処分も考えていましたが、今はむしろ新しく買い替えようという気持ちになりました。先日、初めてパーソナルスタイリストのこうのめぐみさんに、ショッピングアテンドをお願いして、洋服をコーディネイトして頂きました。さらに「夕刊フジ」に2回も記事にして頂きました。



画像3

画像2

「今、自分は青春真っ只中!」と言うと、おそらく若い人からは、呆れた顔をされると思います。自分も若い時に、目の前にいる62歳の方にそう言われたら、きっと同じことを思うことでしょう。

でも敢えて、それでも言いたい!

今が青春真っ只中です・・・と。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?