多様性を考える【キャリコンサロン編集部】
キャリコンサロン編集部からの、今週のお題は「多様性を考える」。
■ホームステイ受け入れ
昨年3月の投稿で「ホームステイ受け入れ」のことについて書きましたが、それ以降、我が家では、ドイツ人の19歳の女性を受け入れしました。期間は、10月3日から11月4日までの約1か月間。
これまで、我が家では、延べ100人くらいの外国人の受け入れを行っていますが、そのほとんどが、アメリカ人かカナダ人で、初のドイツ人でした。
彼女は、高校を卒業後来日。1年間日本に滞在し、帰国後大学に進学の予定だそうです。我が家に滞在中は、週に3日程度、東京スカイツリーの中にあるレストランで、4時間程度のアルバイト。あとはフリー。アルバイトが、13時から17時までなので、ほぼ毎日、10時くらいに起きてきて、朝食。帰宅後は、共に夕食という生活でした。但し「魚」が全く苦手ということで、この1か月間は、我々夫婦も、魚以外の食事になりました。彼女は、日本に来るのは初めてでしたが、大のアニメファン。それと英語が話せるのと、日本の治安の良さということで日本を選んだそうです。
ドイツでは、16歳からアルコールが飲めるそうですが、彼女は好きではないということで、ほとんど飲んでないようです。
今回、受け入れしてみて、アメリカ人もドイツ人も全く違いは無いと感じました。
「ホームステイ受け入れ」について、是非、多くの家庭に体験して欲しいと思い、友人にやってみないかと誘ってみても、なかなかハードルが高いようです。理由は様々だと思いますが、ほとんどが奥様が難色を示しているようです。確かに、日常において、他人を自宅に招く機会はあっても、泊める機会はなかなか無いのでしょう。しかも、言葉や文化の異なる外国人と、1か月も一緒に生活することは難しいことなのだろうと思います。
私は、私自身が、学生時代に、LAに1か月間ホームステイした経験が、その後の自分の人生に大きく影響しており「ホームステイ受け入れ」こそが、「多様性を受け入れる一番のチャンス」だと思っています。
昨年、初めて、イタリアに行きました。日本と違い、四方八方が外国です。過去の歴史において、ヨーロッパ各国は、戦争によって、常に国境線が変化してきた事実があります。そして様々な人種が、そこで生活しているわけです。私は、日本ももっと多くの外国人を積極的に受け入れるべきだと思います。
■我が家の孫
私の長女は、アメリカ人と結婚しました。現在は、一時的にテキサスに滞在していますが、8月からは、シアトルの自宅に戻ります。二人の孫は、長女が7歳、次女がまもなく4歳。日本語も英語も話せます。
もしふたりが、日本の学校に通うことになれと、どうなるかを想像してみました。日本語は話せても、やはり外見は、日本人と異なります。そうなると、おそらく「変な日本人?あるいはアメリカ人?」ということで、いじめの対象になるような不安があります。少なくとも、アメリアに住む間は、全くそのような心配はないわけです。日本でも、アメリカと同様に「そんなの関係ねー」となってほしいと思います。
■最後に
私は、様々な人種が、自由に平和に暮らせることが大事だと思います。そのためには「いかに多様性を受け入れることができるか」だと思います。日本人の子供たちも、どんどん世界に出て行き、そして、日本も、積極的に多くの外国人を受け入れて行く。そこからがスタートだと思います。
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