新生活をたのしく【キャリコンサロン編集部】
キャリコンサロン編集部からのお題は「新生活をたのしく」。
■「新生活」と言えば・・・
これまで何度も体験してきました。何故なら、いわゆる「転勤族」だったからです。転勤は、必ず転居を伴いました。家族で引っ越しをしたこともあれば、単身での引っ越しも何度も経験してきました。
サラリーマン時代、「転勤辞令」が出れば、これに逆らうことは出来ません。今のご時世であれば、会社によっては、断る選択肢もある会社もあるかもしれませんが・・・
■新生活を楽しむ秘訣
*住居選び
一番大切なことは「住居選び」だと思います。住む場所と住む部屋。仕事に疲れてほっとできる空間は大事です。私は「転勤辞令」が出た瞬間、すぐに本屋へ行き、赴任先の市内地図を購入します。まず新しいオフィスの場所を確認します。そして趣味のランニングできるコースを検討したうえで、住むエリアをどこにするかの目星をつけます。
サラリーマン時代の会社は、いわゆる「社宅」は無く「借り上げ社宅(代用社宅)」でした。職位や家族構成、地域によって「会社負担額の上限」が決められ、そのうちの一定額が自己負担。さらに上限を超える金額も自己負担になりますが、それも可能でした。「敷金」と「礼金」の規定もあり、その範囲内であれば、どこでも選択可能でした。
事前に不動産会社に希望を伝え、3つか4つの候補を選んでもらい、目星をつけます。下見に行き、その日のうちに決断しなければなりません。新居を決めるために与えらる時間は、半日ないしは1日です。この時、必ず持参するのが、カメラ(最近はスマホですが・・・)とメジャー。とにかく写真を撮りまくり、部屋の見取り図に、メジャーで測った寸法を書き込みます。大事なポイントは、カーテンの寸法と、家具を置く場所の寸法。
そして、家族で引っ越す場合は、総ての荷物を持っていきますが、単身赴任の場合、どの程度の荷物を持って行くかによって、部屋の選び方も変わります。初めて、単身赴任した時は、自分の荷物をほとんど持って行き、後悔しました。その時の考えとしては、月に1回程度しか、自宅には戻れないので、やはり転勤先の部屋に自分のものが無いと不便だろうと思ったからでした。その結果、部屋は狭くなり、居心地は良くありません。後半の転勤では、その経験から、極力荷物は少なくして、快適に住むことができました。
*行きつけのお店探し
「スーパー」「コンビニ」「クリーニング店」「床屋」「病院」「居酒屋」などなど・・・
全て、新規開拓が必要になります。この中でも「クリーニング店」選びは、意外と重要なポイントです。Yシャツは、自分でアイロンをかけるのは大変なので、全てクリーニング店にお願いしていました。そうなると、営業時間帯によって、選択肢が決まってきます。「床屋」も大事です。「病院」は幸い、ほとんどお世話になることはなかったです。そして、やはり大事なのの「行きつけの飲食店(居酒屋・洋食店・バーなど)」の選択でした。単身赴任時代、もちろん自炊もしていましたが、せっかくの新しい土地であれば、やはり地元の美味しい料理やお酒を頂けるお店に行きたくて、ひとりで「新規開拓」をやってきました。
静岡、仙台、福岡、大阪には、今でも、昔からの「行きつけの飲食店」が、何か所もあります。もちろん残念ながら閉店してしまったお店も有りますが・・・。
*観光地開拓
仙台に住んでいた時期は、スキー場が身近にあったので、週末は家族でスキーに行ったり、キャンプをしたりしたのが、懐かしい思い出です。温泉にもたくさん行くことができました。
*プロ野球観戦
プロ野球は、地域に密着しているため、地元の球団を応援しないと、何となくまずい雰囲気があります。名古屋であれば「中日ドラゴンズ」、福岡は「ソフトバンクホークス」、大阪は「阪神タイガース」。そして、仙台時代には、ついに地元に「東北楽天ゴールデンイーグルス」が誕生する機会に遭遇することができました。私は、その都度「にわかファン」になり、球場へも何度も通いました。やはり「郷にいれば郷に従え」です。
*マラソン大会参加
転勤のおかげで、全国のマラソン大会にも、多く参加してきました。一生の目標として、全都道府県制覇を目指しており、「47都道府県中40県」まできており、あと7県(島根、鳥取、愛媛、徳島、香川、滋賀、福井)が残っています。
■最後に
「転勤」は、もちろんデメリットも有りますが、私は常に前向きに受けとめてきました。「会社のお金で全国を旅行させてもらっている」感覚でした。そのおかげで「新生活」をエンジョイすることができたと思っています。
これからの人生の中でも、環境の変化、人間関係の変化、新しい方々との出会いなど、まだまだ様々な変化があると思いますが、楽しんで生きていければと思っています。
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