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速く走るためにゆっくり走る。

私の今の目標は、できるだけ早い段階で
フルマラソンで2時間50分を切ること。
少し前までは、3時間を目標にしていた。
まだ3時間も切れていないのに
目標をさらに高くするのはナンセンスかもしれないが
実際、3時間が切りたいと思えなくなってきたから。
世の中には同世代でも速い人がたくさんいて、そんな人たちを見ていると
3時間は当たり前のように感じてきた。
とはいえ、3時間が切れないことは事実なので、
長い距離を少しでも速くなるにはどうすればよいか
日々試行錯誤している。
10年の間、走るときは音楽も聴かず、ひたすら
効率よく、楽にスピードが出せるフォームについて
考えを巡らせて、自分を実験台にして、検証してきた。
何も考えずに走ったことは一度もない。
フォームについて考えずに走ることは自分には不可能だった。
あまりよく覚えていないが、いろいろ実験してみた。
上手くいったと思うとすぐに壁にあたり
急に速く走れるようになり、理由がよくわからないことも
数限りない。
こうして、書き留めておこうと思っても
書くのを忘れて、次の日には覚えていないなんてことばかり。
毎日記録を付けている方がたくさんいるが
その人たちには尊敬の念しかない。

いま、取り組んでいることは
ペースをキロ6分台まで抑えて、
ピッチを200以上まで上げる。
これは、同世代で2時間30分台で走る方の練習方法の真似だが
今の私にとって
2時間30分台で走っている方の練習方法で
唯一自分でも取り組めることなので、ここ3か月ほど続けている
ちょっと股関節に違和感を感じていたので、ちょうどよい練習になっている。
たまに、キロ3分台で走っても、楽にスピードが出せるので
ある程度の効果は期待できると考えている。

このポイントは、当然ピッチを速める、
脚を速く動かすことだが
いろいろとやってみたが
脚を速く動かそうと思うとフォームが崩れ
ピッチが上がらない。
全力で走った時をイメージして
しっかり接地して地面からの反発を利用して
脚を回転させないと、ピッチが上がらないということ。

この3か月の試行錯誤で、何とかたどり着いた
結果だった。

これからも、この練習について、お伝えいしていく。

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