見出し画像

良くやってたな~💦

20年前(独身で担任をしていた頃)の私の夏休みは▪▪▪。

私の最初の担任経験は、私立幼稚園年長

この1年間で、良くも悪くもかなり鍛えられ、でも、1年しか続きませんでした。
病んだ訳ではなく、病む前に転職しました💦
詳しく書けば、かなり長い内容になるので、夏休み限定にすると

①2学期に向けた教室の装飾作りと
ガラス窓に、絵の具で季節の絵を描く
(月ごとに更新👀)

②運動会の準備
~年長分~
ダンス、組体操、バルーンの振り付けを覚える。
障害物競走の内容決定、用具点検。
マーチングの曲、動き、楽器決定と、
楽器▪衣装点検。
ダンス小道具決定と材料準備。見本
作成。
全ての競技の放送原稿作成
~全体~
全体競技での自分の分担
 全体ダンス(2曲)の振り付けを覚える。
 小道具決定と材料準備。見本作成。
他にもあったけど、忘れました💦

③音楽会と発表会の準備
曲(音楽会2曲、発表2曲)選定と使用楽器決定

ダンス振り付け(6曲)をざっと見ておく。
衣装、小道具、バック絵(模造紙4枚の絵を6曲分)も、ある程度考える。

劇(2つ)の演目決定。衣装、小道具、バック絵(2つ×3場面分)も、ある程度考える。

ちなみに、衣装、小道具、バック絵は、見本を作成しておき、参観日で保護者に手伝ってもらう。が、終わらなかった分は担任が間に合うようにやる❗どれだけ実家に持ち帰り、母に手伝ってもらったことか😨

④園庭や園舎の掃除、植物の水やり、ウサギと鳥の世話 当番

⑤お預かり当番
夏休みの半分は、系列保育園で8時~18時くらいまで勤務。

これで、手取り13万弱⤵️
小学校の担任が、どれだけ楽に感じたか😆ある意味、この幼稚園に感謝です‼️


その翌年から3年間は、小学校の常勤講師(4年生、1年生、5年生担任)

4年生は、産休代理で2学期からの勤務だったので、夏休みは完全な休みでした👍
最初の担任経験でしたが、校長先生がはりついて、手取り足取り教えてくれたのと、子ども達がいい子達だったので、「時間もお金も惜しまず」やっていました。

1年生と5年生は1年間担任したので、夏休みも経験しました。
まだ、この時代は、お盆休みくらいしか連休がなかったので、出張とお盆と土日以外は出勤してました。

ウサギと鶏当番(有志)もあり、生き物が苦手でしたが、若手なので、誰かと組んでもらってこなしてました💦

その他は、
①運動会の準備
団技の決定、用具準備
ダンス曲決定、振り付け▪体形考案、
小道具決定と見本作成

全体の役割の仕事
放送係だと、
開会式や閉会式、競技中などの曲編集
放送機器の確認、修理やレンタル依頼

②学年の行事
計画、関係者への連絡、使うものの準備など
5年生の時は、林間学校のしおり作成や、打ち合わせあり

③校務
仕事の計画、準備、書類▪配布物の作成と印刷など

④教材研究
国語、算数、社会、道徳、図工、家庭科の2▪3学期の準備

指導書を見て、1時間ずつの計画を立てていく。
必要な教具やワークシートを作成。
ワークシートや、授業で必要なプリント印刷。
ひと通り準備しておくと、2▪3学期に見通しと余裕を持って過ごせる。

⑤昼休憩にレクリエーション
有志の先生達で、体育館でネットを
はり、バドミントンやミニバレーを
していた。


夏休みは、子どもが来ないだけで、基本仕事をしていました。
でも、大変だった幼稚園でさえ、嫌な気持ちもありながら必死で仕事をこなし、副担任のベテラン先生や、先輩先生から沢山学び、指導を受け、可愛がってももらい、何より子ども達が好いてくれて、とても充実していました。
「自分の時間がない💢」よりも
「仕事がこなせるようになる喜び」「子どもの成長を感じられる喜び」の方が大きかったと思います。
長期休みも、早く子ども達に会いたくて、暑中見舞いを出していました。


今は、初任から「自分の生活にも重点をおく」のが良しとされていますが、そのために、いつまでたっても一人立ちできない技量では困ります。
周りの仕事が増えるし、何より、自分の仕事のやりがいが大きくならず、ずっと「生活するための、安定した給料と手厚い福利厚生がある仕事」「嫌だけど、1年したら担任ではなくなるから、我慢して過ごす仕事」が第一義になるような気がします。

医療従事者やスポーツ選手や料理人が、休みの日も技術を磨くように、
農畜産物生産者が、よりよい生産物を作ろうと365日世話をするように、
教師は、1人前になるまでは、極力、教材研究と技術向上の自己研鑽の日々を過ごすべき仕事だと思います。
何と言っても、仕事の対象が「将来の地域や日本を背負う子ども達」なんですから。

また、それくらい「したい」と思うほどの強い気持ちと覚悟がないと、「他人の子どもの命と、将来に繋がる成長を引き受ける」ことはできません。

特に、小学校は、子どもの来ない長期休みが夏と冬の2回あるのだから、そこでしっかり授業準備と自己研鑽ができます。
若い時に、しっかりできるようになれば、結婚、子育て、介護などがきても、仕事との両立ができます。
若いから、時間があるから、自由に使えるお金があるから、その間に技術を高めることをお勧めします。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?