Day 4 日本食へのこだわり

みなさんは海外に住むとしたら、毎日、日本食がたべたいですか?

私はこちらに来てからインドの料理、なんちゃって日本食、どこのかわからない料理が多いです。


ここでいう”なんちゃって日本食”とは、ちゃんとした日本の調味料を使わず、作っているものを指します。
例えば、お好み焼きのソースがないので、BBQソースをかけたり、マヨネーズは現地の卵なしマヨネーズだったり。
現地で売られている、醤油の風味のないすっぱい醤油を使ったり。
肉なし肉じゃがに醤油じゃなくて、BBQソースを入れてみたり。

それは美味しいのか、、、。


そういったものを食べています。
つまり、だしと味噌くらいしか日本産の調味料を使っていないです。


そう思うと、私はたぶん、そんなに日本食へのこだわりがないのかなぁと。

インドの前にもネパールに2年ほどいたことがあるのですが、
よく日本食は恋しくならなかった?と聞かれました。

恋しい?

確かに、生まれてからうん十年食べてきた日本の味。
そりゃ好きだ。
あれば嬉しい。

だけど、一般的な日本食であろう、刺し身、寿司、生卵、牛肉、納豆、あんこ、とろろうどんなどが、私はあまり得意ではありません。
だから、わざわざ遠くて高い日本食レストランまで行って食べようと思わないんですね。誘われたら喜んで行きますけど。

もちろん、好物のものは食べたくなります。
鶏の唐揚げとか、鮭の塩焼きとか。
唐揚げは、現地の材料で作れるので食べます。
ただ、鮭は手に入りにくく高いので、諦めます。
そんな気持ちになってきて、最近は私は日本にこだわらなくても生きていけるので、得だなぁと思うのです。

というか、30年も変わらず同じ味を食べてきて飽きますよね。
人生の数年くらい、新しい食材で違った調理法の料理を食べてもいいんでは。


ただ、人が生きていく上で、食べること、寝ること、動くことは大事な要素だと思います。
その3分の一も占める、食べることに満足できなかったら人はストレスを溜めるのでしょう。

よく海外に行った人が食事が合わなくて苦労したという話を聞きます。
米が悪い、でもパンは嫌だとか。生野菜がない、芋だらけだとか。辛い!

そう思うと、私がいたネパールやインドのご飯といえば!
カレー!
そうカレー!なんです。

カレーが好きな私にはもってこいの国ですね。
スパイスもたくさんあって、安いし!

そして、私は米にも大してこだわりがありません。
パラパラだろうが、ねばねばだろうが、食べれればそんなに気にしません。

駐在の方はわざわざ日本米をスーツケースに入れて持ってきたり、
輸入していたりするそうです。
それを聞くと、ローカルなお米を食べられる私はなんて安上がりなんだ!と思ってしまいます。
きっと優先順位は人それぞれなんでしょう。
私は米よりも日本語の本をたくさん詰めて持ってきました。


日本食、なきゃないでどうにかなるんです。
現地のものでも食べていればいいんです。
なんちゃって日本食開発が楽しくなってきます。

でも、やっぱりたまにあれば嬉しいかな。日本食。

それでは、またあした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?