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マンションでも!ベランダ菜園のすすめ


都会に住んでいると、畑で作物を育てて収穫する事は、庭付きの家の持ち主か特別な環境に住んでいる人の特権のように感じる。

うちは築35年以上の賃貸マンション、首都圏にあるごくごく一般的な3DKマンション(60m)に家族4人で住んでいる。

この部屋を選んだのは、古くても眺望が開けていて、日当たりが良い事が最大の決め手だった。前の部屋も13階で風が通る眺望が良い部屋だったので、その後の部屋選びには眺望、日当たりがマスト事項として私の選択肢になったのだった。

子供が小学生になると、小学校で育てたミニトマトやあさがおを持ち帰ってきて、ベランダで育てるようになった。

思っていたよりもベランダに緑があり、毎日水をあげるとそれに答えるように元気になる植物達に、こちらが元気を貰っていることに気づいた。

せっかくこんな日当たりが良いベランダがあるなら!と他の植物を育ててみようとおもったのだ。


せっかくならば食べれる野菜を育ててみよう!

食品高騰が止まらない昨今、食費の足しになればとベランダ野菜に挑戦してみた。
これまでに挑戦した野菜は、ミニトマト、大葉、オクラ、キュウリ、ピーマン、ミニ大根、ニンジン、サンチュ、わさび菜と多岐にわたる。

思ったよりも最近の種や苗は優秀で、どれも液体肥料を加えれば、収穫までこぎつけることが出来た。

肝心の野菜のお味は・・・

苗や土は通常のホームセンターで入手し、特にこだわりなく育てた場合も、どれも元気に育ってくれた。
しかし、正直味は・・・であった。
きゅうりは水っぽい気がしたし、トマトは硬くて、オクラはカスカス・・な気がした。
改めて農家さんの偉大さを思い知る事になり、第一次産業に従事する方に尊敬の念が増しました。本当にいつもありがとうございます。

初心者のベランダ菜園におすすめの野菜

1)サンチュ

沢山育ててみて思った事は、ベランダ野菜には葉物が向いているとの発見だった。
特にサンチュは焼肉にはマスト野菜にも関わらず、スーパーで買っても1パック200円近くかかったり割高なイメージがある。

しかし、育ててみれば収穫量も高く、切っても何回か生えてくるので、すごくお得に感じた。味もそこまで濃くないので、美味しい!

収穫したサンチュ

2)わさび菜

わさび菜もサンチュと同様にかなり美味しく育てる事が出来た。
虫がつきにくいのも最大のメリットかもしれない。
こちらも1回収穫しても、また何回か生えてきて収穫高が良い!

わさび菜、こんなにモサモサ収穫できる

個人的に難しかった野菜

個人的には大根が難しかった。根菜なので、収穫した感は出るが、底が深いプランターを準備する必要があり、土が多く必要になる事と、アブラナ科なのでアブラムシが葉に大量発生していた。
アブラムシ駆除の為に、害虫駆除スプレーを大量に振りかけていたので、農薬まみれの野菜を育てることに・・

使用済みの土はどうすれば?

マンション住まいの場合、使用した土などの処置に困る人も多いのではないか?
車がある場合は、ホームセンターや園芸店で回収してくれる場合もあるが、我が家は車が無いので、その選択は難しい。
自治体にもよるが、私の住む市では、少量ずつ袋に入れて燃えるゴミとして出すことが可能だった。
今は、土を再生出来る肥料なども売っているので、そちらも活用したい。

おわりに

始めは食べる事が目的であったが、最終的にはただ育てているだけでとても満足できるようになっていた。
何かを育てる、ということはこんなにも生活の張りになるのかと新たな視点に気が付けた。
美味しいとかはもう関係なし!そこに植物が元気にしているだけで、今日も何だか良い日な気がする。。と思いながら、今日もベランダを眺めています。


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