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無痛分娩は本当によかった〜順天堂医院1月30日出産レポ②〜

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出産レポ①はこちら⇒ https://note.com/runa_vn/n/n1a64c9570f72

4.出産当日、子宮口全開~出産まで

10時半には6cmになっていた子宮口だったが、二時間後の12時半には子宮口が10cm(全開)になり、何か水のようなものがドバっと出た。遂に分娩第二期に突入、これで完全に破水したそうだ。助産師さんによるとかなり早いペースらしい。痛みは10段階中の3位、お茶を飲んだり喋ったりする余裕もある。

一気に現場がバタバタし出して、産科の先生が見に来お産の進みを確認しに来た。相当落ち着いてはっきり受け答えしていたからなのか、麻酔科の先生にも産科の先生にも「かなり冷静ですね、えらい」と褒められた。「じたばたしても仕方ないので」と言ったが、完全に麻酔のおかげである。

いきむのはもう少し降りてきてからということで、そこから1時間半程待った。「赤ちゃんの心拍が下がったら深呼吸をして酸素を送ってください」と言われていたので、ほぼずっとモニターを見ていた。痛み(張り)の波が来ると、まるりの心拍も下がる。痛みはほとんど感じなかったので、張りが来るたびに頑張って深呼吸していた。

午後2時半程。そろそろいきみましょうということで、体勢を変えて張りに合わせていきむ。痛みは10段階中4位。この時が人生で一番下半身に重みを感じた。陣痛の間隔はかなり短く、ずっと張っているような感覚があった。上手くいきめてあとほんの少しだが、まるりの頭が斜めになっているらしく、するっと出てこない。

30分程頑張って午後3時頃、一瞬何かとても大きいものが出てくる感じがして、弱弱しい産声が聞こえた。へその緒が1回転首から胴にかけてからまっていたので、中々出てこられなかったらしい。何はともあれ、痛みで苦しむことはほとんどなく、出産を終えたのだった。

5.出産当日、産後処置など

産後処置が正直結構気持ち悪かった。まるりの出産に伴って会陰切開し、斜めに出てきたことによる産道損傷と会陰裂傷を起こしていた。出産後1時間程で最初の縫合が終わり、出血の様子を見るということで待機していたが、その後も出血の量が多めだったので追加で縫合した。この時最初はまだ麻酔が効いていたので縫合の感覚がなかったが、追加で縫う時には結構感覚が戻ってきていたのでかなり気持ち悪く血の気が引きそうだった。結局処置が終わったのは午後5時位だった。

午後6時過ぎ、夕飯が運ばれ半日ぶりに食料にありつけたが、急に胃腸が動き始めたせいか半分ほどで気持ち悪くなってしまった。何とか全て食べて、入院する部屋への移動。足腰は思った以上にガクガクして、お手洗いで目の当たりにした出血量にふらふらしながらなんとか辿り着いた。午後9時過ぎ初めて授乳をしたが、母乳はほどんど出なかったのでミルクを飲ませた。初日は母児別室で預かってもらえるとのことだったので、授乳を終えると泥のように眠った。

6.出産翌日~退院まで

出産翌日からは母児同室で、毎日色々なスケジュールで埋まっていた。傷や縫合部の消毒・経過観察、子宮の収縮の確認など自分の身体のことは勿論、毎回の授乳(慣れていないのでかなり時間がかかる)、沐浴指導や調乳指導、退院指導の間に食事やシャワーを済ませる。出血も多く、麻酔が切れてからの会陰裂傷の痛みは強かった。ドーナツ型クッションを借りて、退院までその上にしか座れなかった。でも痛み止めは処方されていたので、薬が効いている間はそこまで辛くなかった。

弱弱しい新生児と一緒だとずっと気を抜けないが、授乳からまるりのぐずりから全て初めてだったので、ハイテンションになっていたのかそこまで辛いことはなかった。順天堂では産後4日目に退院なので、一般的な産院より早いらしい。自然分娩だともっと自分の身体がボロボロになっていて、退院まで持たなかったかもしれないと思うと、本当に無痛分娩にしてよかったと思う。

実際に疲れ果てるのは退院してから・・・それはまた次のnoteに書こうと思う。

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