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無職、雌豚爆誕

ここ最近規則正しい生活をしている。
日付が変わる前には記憶が飛び、起きたら朝八時とかそのぐらい。
学生時代は特に何をするわけでもなく朝十時までは余裕で起き、目覚めるのは夕方の空が暗くなり始めるころだった。
自覚はないが、もし無意識に生活リズムだけでも新社会人と同じになろうとしていると考えたらまあまあにしんどいことである。
まさか自分が無駄に意識の高い健康的な無職であるかもしれないとは。

働く気など今のところ微塵もなく、家賃は親のすねをかじり、生活費は月2、3回ほどのバイトで賄い、数か月後には友人とシェアハウスをする、と働いてもいないくせに不動産屋と物件の話をしている。
シェアハウスする物件が決まり次第、その周辺で通える範囲の働き場所を探すとは考えているものの、飽き症な自分がずっと同じところで働けるとは到底思えない。
それ以前の問題として、一緒にシェアハウスをする予定の子はモデルをしたりダンサーをしたりしていて安定した職には就いていない。そのため部屋を借りるにしても入居審査に通るかわからないところからして既に詰んでいるのだ。

好きなことといえば、動物か最近の子らしく映えを意識した構図で可愛い子や綺麗な景色や物を撮ったりすることぐらいである。だがそれらはインフルエンサーに向いているとも思う。
顔は遺伝子に感謝できるくらいではある、がそれにかまけて今年に入ってから8キロ爆太りした。無職になると同時に怠惰な雌豚にも成り下がった。最悪である。

去年までは45キロだったが、3キロの正月太りを経験、その後拡張された胃袋を元に戻すことを怠ったが故、二月には初の53キロデビューを果たしていた。
現在はさすがに少し落ちてはいるが、それでも49キロはある。低身長なこともあり私の感覚的には確実にデブの体重だ。見た目も顎、二の腕、腹回り、脚のありとあらゆるところが醜く感じる。

普通であればそこまで見た目に執着などしなくてもいいはずなのだが、インフルエンサーになりたいとほざいている奴としてみたら確実に底辺である。
男性向けコンテンツとしてのインフルエンサーならまだ需要はあるが、女性向けコンテンツ、その中でもオシャレで女の子たちの憧れ対象となれるインフルエンサーとして考えたら、底辺も底辺なのである。
底辺と自覚しているだけましだと自身を慰めている私を、どうか優しい目で見てほしい。

インフルエンサーを目指すにあたって、バズりやすいTikTokがいいのは分かるのだが、なんせTikTokの波に乗り遅れた側の人間なのでいまだにDLしたのみだ。
来週月曜日までは予定がないので、これからTikTokでもみてどうすればいいのか考えてこようと思う。
無職が一丁前に何をほざいているんだと俯瞰した私がほざいている。これからTikTokを開こうが開きまいが何もしない一日であることに変わりはないのにも拘らずである。まったく、これだから意識の高い無職は。

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