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私にとってのスピッツ

私はスピッツの大ファンである。
ちなみにファンクラブには入っていない。
でも、スピッツがほんとうにほんとうに大好きだ。
どれだけ歴が長いかとか、どれだけたくさん知ってるかとか、どれだけお金を費やしているかとか、そういうことではないんだ。
好きは、自分で決めていいことだもんね。

私はスピッツが大好きだ。
さらに言うと、草野マサムネさんが大好きだ。
※草野マサムネさんはスピッツのボーカルであり、ほとんどの曲の作詞作曲を手がけている方です。
なぜ今スピッツの話をするのかというと、それは、スピッツ自体が私の心の逃げ場所だからである。私がnoteを書く目的は、自分の心に逃げ場所を用意してあげること。
逃げ場所つながりだ。
この文章を今読んでくれている方の中で「スピッツあんまり知らないな…」という方がいたら、申し訳ないが少しだけ付き合ってほしい。
好きにならなくてもいいから、スピッツをこんなにも好きな人がいるのだということだけでも知っておいてほしい。
ただの私のエゴですが✌️

どんなところが好きなのか少し語ってみたいけれど、言葉にするのは難しそうだ。

スピッツを聴いていると
「この歌詞どういうことだ????」
と思うことがたくさんある。
隠喩がとても多いからかもしれない。
マサムネさんの感性についていけてないだけかもしれないけど。
私はお腹の中にいる時からスピッツを聴いていた(聴かされていた?)ので、歌詞の意味も考えず、訳も分からず歌っていた期間が長い。
でも成長して、何かを経験した時、
「あ、あの歌詞はそういうことか」
「この感覚は、あの歌詞そのものだ」
と腑に落ちるのだ。
きっとそんな体験はどんなアーティストのファンもしているのだろうけれど、スピッツの歌詞が腑に落ちたときのピッタリ感は半端じゃない。

そしてスピッツは、ちゃんとロックバンドである。ここは少し強調したい部分。
例えば「チェリー」や「ロビンソン」や「空も飛べるはず」のような有名な曲は、スピッツ感が少ない曲たちだ。
いや、この曲たちもすんばらしくいい曲であることは疑いようもない事実ではあるのだけど。
スピッツ自身も、自分たちの描くスピッツとパブリックイメージの乖離に苦しんだ時期があるらしい。
恋愛を描いた穏やかな曲のイメージを抱かれている。悔しい。
それも間違いではないのだけれど、もっとロック激しめの曲とか、わけわかんない歌詞の曲とか、初期スピッツのあの独特の雰囲気の曲とか、そこも見てほしい。

私がスピッツに抱くような感情を、いろんなところで、いろんなバンドのファンも抱いているのだろうか。
そうだとしたら私はとても罪深い。
音楽に関して私は
とても狭くとても深く
といった感じなので、語れるアーティストなんて3つくらいしかない。
それでも私はスピッツを全面に出して応援する。
それが好きってことなのかな。


私はスピッツと18歳違いだ。
だからきっと
私がまだ感じられないことや
まだ経験したことのないことを、
マサムネさんはたくさん知っているのだと思う。
マサムネさんは私よりももっと繊細で、色んなことに気づいてしまうタイプなのだと思う。
だからこんなに素敵な歌を歌えるんだ。

私はこれから色んなことを知ったり経験したりして、スピッツの描いてきたものを少しずつ拾っていく。これからが楽しみでしょうがないな。

好きな曲なんてたくさんありすぎて、どれかをおすすめするなんてことできない。
ふぅ。困った。

たまにでも、noteに好きな曲を1つずつ書いてみようかな。
手始めに「恋する凡人」を。
私がちゃんとスピッツを好きになったきっかけの曲。大好きです。

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