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0.スキルス胃がんに対するスタンスについて

初めまして。現在進行中で胃がんと闘う、家族です。
50代の父に癌が見つかりました。胃がん、そしてスキルス。

普通の胃がんと異なるのは、スキルス胃がんが見つかった時点でほとんど手の施しようがないこと、そしてスキルスに対する治療法が見つかっていないこと。などが挙げられます。

noteで想いや考えを綴る前に、私たち家族の、そして患者本人の大事にしている考えをまとめていきます。


大事にしている価値観

治療の最優先事項は痛くないこと!!!とにかく痛くないこと!!
そして、延命のための治療ではなく、人生を豊かに生きるための治療であること

「キュアではなく、ケアである」とお医者さんからはお言葉を頂戴しました

家族としての心得

父親の癌が発覚するまで、正直私は癌への知識がありませんでした。
両親が病院に行って宣告された時から、私もネットでたくさん調べるようにしました。仕事の行き帰りはずっと癌の検索。

スキルス胃がん、別の言い方をびまん性胃癌と言うことまで理解して、そして涙が溢れてきてしまいました。

「スキルス胃がん 余命」という検索のせいです。電車の中で花粉症のフリをして泣いてました。

半年くらい前の自分に言い聞かせたいこととしては、未知なるものに対しては
とにかく情報を集めよ」ということです。もちろん家族としても、病気に対する怒りや、悲しみという感情が生まれるのは当たり前です。その感情を無視して、我慢すると、患者さんを支える家族まで壊れてしまうため、向き合うしかありません。

ただし、病気はとても早く進行していきます。
1日1日の動きが命に直結してきます。泣きながらでもいい、怒りながらでもいい、情報を集めましょう。治療方法がないからこそ、少しでも検索して患者さんに合う方法を試していきましょう。

その検索の1つに引っかかる情報として、私も得た知見を皆様に共有させていただきます。

現在治療中でもあるため、頻繁に更新できないかもしれませんが、少しでも誰かの安心できる場所にできるよう、綴っていきます。

私自身も不安でいっぱいでした。1つの事例として1つの考え方として、見ていただけると嬉しいです。




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