【続編】歴史をたどるー小国の宿命(94)
戊辰戦争の一連の流れが、昨日までの3日間でだいたい理解できたことと思う。
土方歳三は、最後の最後まで五稜郭で新政府軍を迎え討ち、最期は鉄砲の弾が腹部に当たり、落馬して死んだとされている。
奇しくも、近藤勇と同じ享年34才で亡くなった。
土方歳三の死は、同じく函館にいた榎本武揚の耳にも入り、彼の死の6日後に、とうとう榎本軍も降伏した。
ただ、榎本武揚は、近藤勇のように斬首されることはなく、投獄され2年半の拘禁生活を送った。
なぜ、彼の命は助かったのだろうか。
実は、