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【続編】飛鳥・奈良時代からの歴史をたどる〜20世紀の文学まで

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好評につき、続編を室町時代中期からスタートしています。歴史は覚えるものではなく、その時代に生きた人物のストーリーをつなげていきながら理解していくとおもしろいです。また、20世紀は…
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2023年8月の記事一覧

【続編】歴史をたどるー小国の宿命(80)

福沢諭吉や勝海舟が乗り込んだ咸臨丸は、木造の船であり、我が国の歴史上、初めて太平洋を横断…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(79)

幕末の話は、今日明日では終わりそうにないくらい、中身が濃いものである。 薩摩藩と長州藩の…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(78)

1858年、紀伊国の第13代の和歌山藩主だった徳川家茂が、第14代の江戸幕府の将軍に13…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(77)

日本がアメリカと日米和親条約を結んだ2年前の1852年11月3日、ある人物が生まれた。 …

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(76)

1853年は、江戸幕府が倒れるわずか15年前であった。 第12代将軍の家慶は、1837年…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(75)

父親の家斉が死去してから、12代将軍の家慶は、1853年まで将軍職に就いていた。 185…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(74)

事前に襲撃計画が漏れてしまった大塩は、奉行所の役人に捕縛されることになったが、そこを大塩の門弟たちが「真意を確認するから待ってくれ」と時間稼ぎをしてくれた。 その間に大塩は何とかうまく立ち回り、跡部良弼と堀利堅の2人への襲撃は断念し、豪商たちの家を襲撃することにした。 かくして計画は実行に移され、大阪の天満橋付近は火事騒ぎになったのである。この襲撃は、半日ほどで鎮圧され、大塩たちの仲間300人ほどは、ほどなく捕らえられるか、自決した。 大塩は、それから40日ほど逃げ回っ

【続編】歴史をたどるー小国の宿命(73)

今から190年前となる1833年、日本の夏は「冷夏」であった。 この年は、米が記録的な不…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(72)

家斉が将軍職に就いていたのは、1837年までである。 こんな将軍の治世など最悪だと思われ…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(71)

10代将軍の徳川家治が1786年に50才で亡くなったとき、翌年に11代将軍に就任する家斉…

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