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ビジネス本「130冊超え」が※超厳選6冊※【マーケティング本】

6冊のマーケティング関連の本について概要や魅力、Twitterでの感想や評価を交えてご紹介していきます。

また、ご紹介する本はどれもアマゾンレビューで高評価を獲得しているため、「忙しくて学ぶ時間が中々とれない・・・」「量より質重視!みっちり学べる本に出会いたい」「マーケティング本選びで失敗したくない!!」そんな方には特にオススメしたいです!

■マーケターのように生きろ

「求められる人こそが幸せであり、求められる人や場所を選択することが1つの成功戦略なんだ」と感じさせてくれる本です。

市場定義の考え方、実例を交えた解説により、価値をどんな手順で創出していくのか。そのヒントが得られるかと思います。

長い人生でかつ、技術の陳腐化が激しい時代だからこそ、一度立ち止まって自分が歩むべき方向性を考えたい。そんな考えを少しでもお持ちの方には、とても興味深い内容だと思います。

■デジタルマーケティングの定石

デジタルって何でもできそう。

一方で、成果を出すための手段は数多くあって、知見が浅い分野では何が最適なのかを感覚として掴むのには時間が掛かりがち。

この本ならデジタル未経験の方でも、デジタルをどう活用していくのか、デジタルの限界や、失敗を避けるために必要な取り組む目的までみっちり学べます。

さらに、3万3,000サイトの分析データから明らかになった「定石」をわずか2,200円というラーメン3杯分の価格で知れちゃうこと。

人生にもチートがあったとは…

満腹で終わりではなく、デジタルの世界で生き抜くための基礎体力が間違いなく身に付きます。

3万3,000サイトは、常人では一生かけても分析できない量だと思いますので、最短・最速で成果を出したいデジタル担当者さんは必読ですね。

■売上最小化、利益最大化

目先の数字や話題性にとらわれるのではなく、最終的な利益が大事。

民間企業に勤める方の教科書と言っても過言でない。義務教育に組み込んでほしい一冊です。

イノベーター理論って概念は知っていたけれど、イマイチ具体的な数字指標と関連付けられていなかった。この本では広告費やCVRの話が交えて説明されていて、なるほどなと感銘を受けました。

他にも、集客をし続けることが当たり前の中で如何に広告費を削減するのか。トータルでプラスならOKという考えではなく絞るという考え方。LTVから最適な上限CPOを算出する方法など、利益を最大化するための思考回路を構築するヒントが盛り沢山でした。

顧客体験マーケティング

「顧客の変化」の過程を分析することで、価値提供の精度を高めたい方にオススメです。

行動心理学など世の中には、長年にわたり語り継がれている心理テクニックがあると思います。

ビジネスで成果が求められる中で、自分の仕事でも何か取り入れられるものは無いかなと模索される方は多いはず。

デジタルは進化を遂げていっても、受け取る人間はさほど進化していないと考えます。時代変化で環境が変わって、衣食住が豊かになっても、人間の刺激感知力や情報処理能力といった基本的なスペック部分はPCのアップデートように進化していません。但し、価値観は変化していくと思うので、汲み取る意識は欠かせません。

先日、転職活動をしているIt系40代の方がハローワークしか利用していなことを知り驚きました。どうやら、「ハローワーク=ホワイト求人が多い」という考えで強い拘りをお持ちのようでした。

まさに、時代による価値観の違いだと思った瞬間でした。20代の私からすると、googleやyoutube等で情報収集を済ませた後に行動します。現代のようにItが整備されていない環境で過ごしてきた方だと、そもそも基本や当たり前が異なるんですよね。

例えば、転職エージェントのシェア拡大であれば、このように存在を知らないけれど、ベネフィットがある層にアプローチする方法も考えられますよね…

話は逸れましたが、変化が激しい時代でも、経済を活性化させるのは消費や投資行動であり、そのプレイヤーは人間です。だからこそ、心理テクニックをマスターしている人は、最終的な人間に受け入れられる確率が高まり、資本主義社会で成果を出しやすくなるのではないでしょうか。

しかし、心理テクニックは「どうする(how)」の改善になりがちで、「何を(what)」や「誰(who)」といった価値を届ける前の戦略には適していないように思えます。

「何を(what)」「誰(who)」を踏まえて、どのようにアプローチするのか。一連の流れを理解して、より価値提供を最適化したい方にはオススメな一冊だと思いました。

■数字指向のマーケティング

特にBtoB事業会社のマーケティング担当者の方は読んでおきたい本。

獲得したリードの管理方法や獲得〜成果までのフロー細分化、その各フェーズで何をするべきなのかが詳しく書かれています。

どの集客チャネルを高める・抑えるのかは緻密な分析が求められ、その具体的な分析方法がデータ表とセットで解説されています。

様々なチャネルを整理して、より合理的な意思決定を行いたい方にはオススメです。

■マーケティングの仕事と年収のリアル

一言でいうとマーケティング業界の全体像を掴める本。

マーケティングって集客やコンバージョン、遷移、リピートなどフェーズがあり、その分、職種の種類や関わる人も多いイメージ。複雑化した業界を網羅的に把握したい方にはオススメです。

仕事紹介の切り口がマーケティングの4P(Product、Promotion、Place、Price)に沿って紹介されており、どういった仕事が発生するのか・専門となる事業者や部門にはどんな種類があるのかが解説されています。

加えて、事業会社と支援会社別の特徴や種類、適性についても書かれているので、この一冊でマーケティング業界をヌケもれなく把握できます。

  

以上、ビジネス本「130冊超え」が厳選6冊【マーケティング本】でした。

最後まで、お読み下さりありがとうございました!!


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