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la la la 68. ネガティヴな仮定で未来を打ち消さない(By ラム子)

こんにちは。ここ数日は「ラララ・エッティラ」というタロットカードのマガジンを更新していて「東の魔女の暮らし」が少し空いてしまいました、みなさまお元気ですか?
今日は、まさに一昨日、いとこをタロットでみていて思ったことを書いていきます。ネガティヴな仮定で未来を打ち消さない。

久しぶりに、いとこが東京にやってきてわたしの家に泊まりました。
それでわたしが本格的にタロットを再開したのでみてほしいとのことがあるとのことで彼女をみました。彼女はある意味、スーパー不器用さんと言えると思うので、例に出そうと思います。笑。スーパー不器用さんというのは褒め言葉でもあって、ピュアで素直で、優しいとも言えます。

相談の内容に関しては書けないのですが、その対策として、2つのカードが出ました。その2つのカードが少し「うん難しいね」というバランスで出て、つまり、現状をよくするためには「相手に要求をしない(あなたの要求は却下される」同時に「言わなくてはならないことはハッキリ言う」ということだったのです。難しいですよね、要求はしてはいけない、でも言うべきことはハッキリ言わねばならないって。同時にシンプルとも言えます。言うべきことを「要求」という形にせず伝えればいいのです。

いとこは即座にわたしに聞きました。
「え、むつかしい。それって要はどうしたらいいわけ?」

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ここでまず一つ。そこまで相手に訊くのは頼りすぎ。笑。
(本人に直接かつ即座に伝えたのでこれは悪口じゃありません)

けれどこうも思いました。いとこはわたしとの距離感が近いからすぐ口に出せたけれど、口に出さなくても同じように思う人はいるのではないかなと。なのでお伝えしますね。
占いやリーディングに行くときに大切というか気をつけるべきことは「どこまでを相手に委ねるか」です。それはまずあなたという人生の船の船長さんは誰か問題もあるし、またわたしが個人的に思うことは最初から最後まで全部相手に訊ねて相手に委ねてしまうと「思考」と「決断」の深度が全くなくなってしまってしまうと思うのです。そのことによってよくわからないまま「指示」だけが頭に残ってしまうことになる可能性があります。つまり「なぜそうするのか」を忘れてしまい「よくわからないままそうしている」ことが増え、例外や場面場面に対応できなくなり、結果「言われた通りにしたのに失敗した」というような相手に不満を持つようなことになることがあります。(本当は自分の問題なのに)
なのでなるべくこのケースの場合だったら「要求をせず言いたいことをハッキリ伝えるって例えばこういうことでしょうか」というくらいまでは自分で思考してみることをおすすめします。

もちろんわたしの元にリーディング(トリートメント)に来る人たちに向かって「ちょっとは考えろ」と怒っているのでも牽制しているのでもありません。なぜなら別にそれでわたしには迷惑はかからないからです。笑。
わたしは答えられるし、導いていけるけど、全部が手取り足取りになってしまったらあなたが大変ではないかな? と言う意味です。そうなってしまったら毎回細かい枝葉の選択のたびに「どうすればいいか」をわたしに聞かなくてはなりません。

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そしてここからが今日の本題なのですが、その後いとこが、
「でもさ、それを全部やったからって状況が変わらへんこともあるんやろ」と言いました。これに関して当然わたしはその場で強く
「そのように考えたら物事はすべて終わりであり止まってしまい時間の溝に落ちるのだ」と伝えましたが、まさにここがとても重要なところです。

今「A」の軌道上にある自分の人生を「B」の軌道方面にずらしたいから、アクションを起こそうというのに、アクションを起こしてもなお「A」の軌道のままにあるかもしれない自分の未来について考えるのは、いちばん軌道をずらしにくくする行動です。
そもそも今の自分は「A」の軌道にあるわけでビジュアルイメージでいうとAの方向には線路が見えますがBの方向は空気または”無”しかありません。煙のような、霧のような状態です。そこに向かって、心の中の想念を形にし行動を起こすことによってその未来をまさに切り拓こうとしているときにその未来をネガティヴな仮定(何も変わらないという)で打ち消してしまったら、当然その時点ではもう見えている線路の方が、霧のような未来に対して強いのでそちらに引っ張られてしまいます。

わたしが、軌道から軌道へは実は平均台に飛び移るように簡単に移れるのだがある意味平均台を飛び移るのはたやすくないように訓練がいるのですといつもお伝えしているのは、つまり訓練を積んでいくと霧のような状態の未来にも想念の中で明確に線路を見ることができ、それを”あるもの”と100パーセント信じて飛び移れるから、その移行には1秒もあれば十分だ、ということなのです。

「そうしても状況は変わらないかもしれないんですよね?」
という問いに「そうだね先のことだから分からない」という答えが返ってきた場合、あなたはどうしますか? もうBの軌道を切り拓くのはやめる?
ここがわたしがいつもポイントにしている「逆算で考えない」ということです。「じゃあどうすればいいの?」って言わないということです。
もし良くなることがわかっているんだったら「そうする」ということであれば世界中の人がそうするでしょう。
でも何度もいうように世界は前提約束ができないのです。

そして「状況が変わらないのなら行動を変えない」ということであれば、
たとえばあなたは(例えばいとこは)何のためにカードを引いたのだったでしょう? 「状況を変えたかったからではなかったのかな?」

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わたしがお伝えしたいことはこういうことなのです。
逆算して、そうならないのなら、こうしない。と考えて行くと、こうしない、のならわざわざ占いに行く間でもなかった、だったらこのお金で服でも買ってたらよかった、となり「今」さえもどんどん否定され無駄なものになり、あなたが時の迷子になってしまいます。おーい、今あなたはどの座標にいる? となってしまいます。

ネガティヴな仮定によって未来を打ち消すと、その瞬間ポジティヴな「今」も打ち消されてしまいます。icloudのように、こちらを消した瞬間、他の端末からもポン、消えてしまうのです。

誤解がないようにお伝えしますが本人に強い前進の意志がある場合はいいのです。「万策尽くしてもうまくいかない場合があるってことだよね?」
その質問にYesと言われたら「じゃあ潔く撤退します」とか。
「じゃあわたしはそれに対してこうします」という意志を伴うもの。
可能性のパーセンテージを、自分の決断材料にするために訊くのは、必要なことだし、あっていいことだと思います。

そうでなくてただ不安だからつい口に出した。そういう、特に深い意味を持たないネガティヴは、本当に「意味がない」上、じぶんの行動との整合性がわなくなってしまいます。つまり「どうせ当たらない」と思うのだったら、なぜ占いに行くのか。占いに行かない方があなたの時間が無駄にならなくていいのに、というようなことです。

「でもどうせこうなるんでしょ」
「結局何も変わらないんじゃない」

この発言をするのは「なぜでしょう?」

一瞬でも「軌道を変えようとして」動いている今がもったいないです。笑。わかっているけど不安だからつい口にしちゃう人。
気持ちはわかります。でもそれは自分をより不利な状況へ導く呪いの呪文なのでとにかく絶対唱えないで!笑

シンプルな質問なのですが、
「どうせ何も変わらないでしょ」とか「うまく行くはずないよ」とか、
「所詮そんなもんなんだよ」という言葉を人からかけられて、あなたはテンション上がりますか? ワクワクしますか? 嬉しくなりますか?
もしそうじゃないなら、どうなりますか?
テンション下がる? なんかズーンとなる?

だとしたらそんな言葉を「誰か」に向かって言うのはやめましょう。

あなたの気持ち、よくわかりますよ。
一生懸命それに向かってピュアに尽くして、もしすごく傷つくような結果になったら。とても辛いし傷つきたくないですよね。

だから思わずネガティブな仮定で未来を打ち消しそうになった時、そんな時こそこの呪文を唱えてください。前の投稿でも紹介したこの呪文です。
「決めるのは、わたし」

今日の記事、もしなんだか怒られたような気持ちになった人がいたら申し訳ないので、そういう意味ではないということで、このリンクも貼っておきますね。[プロローグ3. そこにあるということ]


ラララ世界の中心はあなたであって、いつどんな瞬間からも、その一瞬先の未来の時系列を変えることができます。

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それではらるらるらん♪
ラララ世界で会いましょう☆ 

嬉しいです ( ´ ▽ ` )ノ