利根川花火大会
これは、2年前の写真です。
利根川の花火大会。
ここは、最寄りに駅がありません。バスで40分ほどかかります。
交通の便がよくないのですが、それでもわざわざ出かけたくなるクオリティの高い、人気の花火大会でした。
そして、上の写真、テーブル席の前の川向こうにお城が見えるのが分かりますか?関宿城跡です。博物館があります。
タイトル写真は、待ち時間に散策して見つけた町の和菓子屋さんで買ったお菓子です。
こんな季節感のある上品な可愛らしいお菓子がたくさん並んでいました。
良い町なのです。
花火を入れたいので、我々は後方の土手部分、カメラマン席に…
この花火大会は、花火師さんがゴージャスでした。
私は、野村花火工業さんの花火が好きなのですが、お隣で写真を撮っていた方は、「僕は紅谷さんの追っかけです」と言っていました。
(この花火大会は、マルゴー、山﨑煙火製造所、野村花火工業、紅谷青木煙火店の、四大花火師さんが登場する贅沢なプログラムでした。いずれも特徴的な素晴らしい花火を作る、世界に自慢できる花火師さんです。追っかけをしたくなる気持ち、分かります。)
眩しい花火が川面に写っています。
テーブル席からだと、目の前、かなりの「ど迫力」でしょう。
私は、この、青い色の花火。これが好きです。
利根川花火大会は、
規模としては、打ち上げ数2万3千発。人出約20万人の花火大会です。
残念ながら、今年も中止になってしまいました。
日本にはたくさん受賞している煙火店がたくさんあります。
それぞれの土地で、鎮魂や慰霊、お祭りの奉納などそれぞれの意味を込めて伝統の中で育まれてきた、世界に誇れる花火の技術が途絶えてしまわないように願って止みません。
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