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チューリップ

今日は、チューリップの写真を…

タイトル写真は先日のお台場です。

コレだけたくさん植えられていると見応えあります。

間に小道が作られていて、

小さなお子さんや、ワンちゃんがお花の向こうからちょこんと

顔を出して記念撮影していました。

(チューリップは花期が短いので今から行ったらピークアウトだと思います。)

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ところでチューリップは、かつてオランダで「バブル」になったのをご存知ですか?

人気のものは球根一つに家一軒分の値段がついたそうです。

特に人気のものは、斑入りや、ブロークン、と呼ばれるもの。

花びらに斑点や複雑な模様が入ったりするものの事ですが、実はコレ、ウイルスに感染して引き起こされる症状だという事が後になって分かりました。

やがて、投機対象として加熱していたチューリップバブルも崩壊してしまいます。

確かに、自分で育てているのも、アブラムシを介してモザイク病というのになっちゃうんですよね。

憎たらしいアブラムシめ!!

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それにしても、チューリップはウイルスに感染しても大丈夫なの?という疑問が残ります。

それで調べてみたら、やっぱり大丈夫じゃない、というか、

大丈夫じゃないのは、枯れてしまうらしいのです。

で、大丈夫なヤツ…コレはなんとウイルスを自分の中に閉じ込めて、封じ込めているのだそうです。

植物は動けないので、ウイルスに感染したら、自分の細胞内で封じ込め作戦を展開しているようです。

強毒のウイルスだと宿主の植物を枯らしてしまってウイルスも死んでしまうけれど、それほど強い毒性がないウイルスだと植物の体内に封じ込められて、植物と共存しているのだそうです。

そうしてチューリップは長い歴史の中で、ウイルスと折り合いを付けながら今までにない色や模様の様々な美しい花を作り出しているのだとか。

そして、春になるとこうして綺麗な花を楽しむ事ができるのですね。

植物ってすごいなぁと改めて感心しました。


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