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頑張っている人を見ると応援したくなる❣️ポートレート撮影して思ったこと。

未来志向の視線はキラキラしてる。
内側から溢れ出るものがあるなぁ〜
そんなお話。

私は、普段は人を撮ってもあんまりアップすることがないです。ですが、今回はお許しをもらったので、ポートレート撮影をして思ったことを書きます。

メラビアンの法則というのをご存知でしょうか?
人間は、言語よりもビジュアルの情報を重要視する、というもの。
コミュニケーションにおいて、
言語:聴覚:視覚から受け取る情報がそれぞれ
7:38:55
なのだとか。

やっぱり人は見た目が、55%!
というか、なんと言葉の力の少なさよ。
言葉はたったの7%
聴覚と視覚を合わせたら93%です。

ただ、ここで言うビジュアル情報って表面的なものではなくて、もっと『全体』なんだなぁと思います。なぜそう思うようになったのか、というと…とあるエピソードがあります。

当初このエピソードは「人は見た目ではない」、という話かと思っていました。ですが実はそうではなくて、人はもっともっと多くの情報をビジュアルから読み取っているのだなということがわかった話です。

アナハイムのディズニーランドにて

私は東京ディズニーシーが大好きで、コロナ前は、年間パスポートを持って通っていました。多い年は年に38回出かけたことがあります。
そこで、です。
ミッキーマウスがドラムを叩いて登場するお気に入りのショーがありました。私はこのショーが好きすぎて、ディズニーシーへ行っても乗り物にも一切乗らず、朝から晩まで同じショーを繰り返し見ていました。ショーを見終わったらまた、次の回を見るために列の後尾に並ぶ。朝から、ひたすらショーを繰り返し見て、終わったら、帰る。年パスだから乗り物にはいつでも乗れると思うと意外に乗らないものなのですね。気づいたら、ショー三昧。
そうしてひたすら同じショーを見ているうちに、ほとんどのダンサーさんの顔も覚え、振り付けも覚え、いつしか私はミッキーさんの「中の人」の区別までも付くようになっていました。
でもそれはある意味、当たり前。
このショーのミッキーさん、相手はドラマーです。演奏のクセや、音が違うのです。そうしてショー三昧しているうちに、とても好きなミッキーさん(の中の人)ができました。
一緒に出かける連れも同様になり、お気に入りのミッキーさん(の中の人)が出てくると「あっ今日は○○さん(勝手にあだ名をつけた)の日だ!」とショーを見ながら目配せをするようになりました。
時を同じくして、ヨガのレッスンの時に先生がダンサー視点でミッキーさん(の中の人)を見分けられる、という話をしました。その時の先生の話は、人間は表面的な造作ではなく、あんな巨大な被り物をしていても個性は内側から滲み出てくるものだ、という内容でした。

私はその時、同じタイミングで同じような考えが出てきたので、「やっぱりそうだよね!」という思いを強くしました。人は見た目じゃない。
あんな巨大な被り物をしていても、人間は見分けることができる。ましてや着ぐるみではない普通の人間だったら、表面的な造作ではなくて内側から滲み出てくるそれぞれの個性を無意識のうちにも感じ取っているのではないでしょうか。

そして、ポートレートの撮影で思うのは、一番素敵な表情を引き出せるのは心を許した一番身近な人なのかな、ということ。
お子さんの写真ならやっぱりお父さん、お母さんが一番いい表情を知っているでしょうし、ワンちゃん、猫ちゃんも飼い主さんにだけ見せる表情があります。今では、スマホのカメラ機能もどんどん進化していますから、一番身近な存在である人にこそ、一番素敵な表情やシーンに出会ったら、シャッターチャンスを逃さずゲットして欲しいなと思っています。


先日、ポートレートの撮影を頼まれました。鍼のお店を立ち上げるので、それに使う写真が欲しいということでした。

まず先生らしく、白衣バージョンの写真を撮りました。
優しそうな人柄が滲み出ていますよね。

お店の内装はこんな感じです。
男性向けの「爽顔鍼」だそうです。

「爽顔鍼」って、ナンダァ?と思いますよね。
顔のツボを刺激すると、弾力が低下した皮膚や頬のラインがシュッとなるのと、筋肉が緩んで首や肩周りまで血行が良くなるのだそうです。


実は、ポートレート撮影では女性の方が表情を引き出しやすいです。
女性は、「好きな人のことや、スイーツを思い浮かべてください」と声がけするとふわっと表情が緩む人が多いのです。男性はなかなか女性のようにパッと表情に出にくい人が多いです。

でも、この日は違っていました。「どんなお店にしたいですか?」「将来の目標は?」という質問に、すごくいい表情が出てきました。

鍼師、灸師、あんまマッサージ指圧師の免許は国家資格で、それをとるのにとても勉強したことなどを聞きながら撮影しました。学校に3年。リラクゼーションセラピストや鍼灸整骨院などの勤務から、いよいよ独立を決めたとのこと。

新しいスタートを切って、「元気な大人を増やしたい」という気持ちが溢れていました。

未来志向の視線はキラキラしてる。

こちらがお店を入ったところ。
Harica
というお店です。

将来的にはどうしたいか?との質問に、「大勢でワイワイするのが好きなので、仲間を増やしてお店を拡大したい」と夢を語ってくれました。

自分の夢に向かって進んでいる人はキラキラしているなと、思います。
前向きなオーラが周りの人にも伝わって、爽やかな元気を分けてもらえるのではないかと思いました。


それぞれの夢を掴もうと努力している人は、みんなキラキラしている。

そして、頑張っている人を見ると、応援したくなる。
今、頑張っているあなたも。
どうか、みんなの夢が、叶いますように。


このお店は初台にあります。住所で言うと、西新宿3丁目。
キャンペーンもやっているようなので、もしよかったら行ってみてくださいね。





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