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海洋生物とのふれあい〜勝浦海中公園と鴨川シーワールド

そろそろ、海が呼んでる!ような気持ちになる季節です。まぁ海辺は絵になる風景なので、写真を取りに行こうと思うと四季折々一年中海が呼んでるような気がしているわけですが…
それでも夏が近づいてくると、やっぱり海が呼んでるし、テーマ曲はもちろんTUBE!(え?最近のコは違うの?)な気分になるのです。

そんなわけで、勝浦海中公園へ出かけました。
南房総国定公園勝浦海域公園の中にあります。勝浦海中公園は聞いたことあるけど南房総…は耳に馴染みがない方もいらっしゃるかと思います。
映えスポットを目掛けてあちこちお出かけしていると「国営」ってついている場所があります。
「死ぬまでに行きたい絶景」で有名な
「ひたち海浜公園」
銀杏並木で有名な
「昭和記念公園」
ルピナスや、ポピーで有名な
「武蔵丘陵森林公園」などなど。

で、今回のこちらは「国定公園」。
「国営」と「国定」
どう違うのだろう?
ふと気になって調べてみました。
そうしたら「国」がついている公園には
「国立公園」「国定公園」「国営公園」「国民公園」などがありました。

国立公園は、日本の景勝地の中でも特に傑出した地として、指定された自然公園。
自然公園法に基づき、環境大臣が指定し、原則として国(環境省)が管理する。
国定公園は、国立公園に準ずる景勝地として、指定された自然公園。
自然公園法に基づき、環境大臣が指定することは国立公園と同じだが、国定公園は都道府県が管理する。
国営公園は、都市公園法の要件を満たしている都市計画施設としての公園または緑地。
国立公園や国定公園とは大きく異なり、自然公園ではなく都市公園で、国土交通大臣が設置し、国(国土交通省)が維持・管理するものである。
国民公園は皇居外苑・新宿御苑・京都御苑の3カ所。

知らなかったなぁ。
で、話は勝浦海中公園に戻ります。
ここは1974年6月に指定され、40番目の海中公園となったのだそうです。
海中公園っていっぱいあったんですね。
皆さんの近くにも海中公園はありますか?

勝浦海中公園付近一体はリアス式海岸。
岩場に波が砕けます。お魚やウニ、アワビが生息している場所です。
そして、ここには「海中展望塔」があります。

海中展望塔は、海岸より沖合い60mの地点に立ち、水深8mの海中窓から90種以上の色鮮やかで珍しい魚や海底の様子を見ることが出来ます。


次の写真は、展望窓からの眺め。
波に乗ってゆら〜っと魚の群れが動くところが水族館と異なります。
窓のところに、どんな魚と出会えるか、書いてあります。

真鯵、メジナ、イシダイ、ドチザメ、ツノダシ、メバル、アカエイ、ハコフグ、ブダイ…

3cmくらいの小さな魚から1.5mにもなるドチザメまでたくさんの魚を見ることができるのだとか。(①いつもいるとは限らない②水中が濁っていると底の方にいる魚は見えない)

この日は海底はよく見えませでした。
ただ、窓のところには、5cm程度のへビギンポがくっついていたのと、フグが見られて子供たちに人気になっていました。


注意点ですが、まず、海中の透明度によって見える景色が違ってしまいます。公式Twitterが毎日透明度や水温、見られるお魚などをつぶやいていてくれますのでチェックしてみてください。

また海中の展望窓へは螺旋階段を降りていきます。ですので、帰りには階段を上ってこなければなりません。大きな荷物などは置いて行ったほうが良いです。



千葉は、面白い地層が見られることでも有名ですよね。

リアス式の海岸から60m飛び出した場所から景色を眺めることができるので、海上展望室からの眺めも興味深いです。

記念のスタンプを押しました。

ここから、この日は海中展望塔を後にして、鴨川シーワールドへ向かいました。

鴨川シーワールドは、千葉県鴨川市にあり、日本有数の大規模な水族館として知られています。
そして、全国でも2か所しかないシャチのショーが見られる水族館です。(もう1か所は名古屋港水族館)


入り口を入ると、海を一望できるテラス。
こちらはずっと渚なのです。
先ほどまでの勝浦の断層が見える崖とギザギザ海岸、砕ける波の光景から一転して、砂浜に寄せては返す波、波…

そして、海亀の浜。屋外にある海亀プールと砂浜です。産卵できるようになっています。
さらにエコアクアローム。
マリンスシアターへと続きます。

まずはエコアクアロームから見学します
ここは「水の一生」をテーマとして、川の源流から海へと続く水の流れや波の動きを再現し、それぞれの場所に生活する生きものたちを自然な姿で展示している場所。


「Kurage Life(クラゲライフ)」
ここでは季節によって展示するクラゲの種類が変わるそうです。
・ギヤマンクラゲ  ・コブエイレネクラゲ
・ヒトモシクラゲ  ・アマクサクラゲ
・スナイロクラゲ  ・タコクラゲ
・ミズクラゲ  ・アメリカヤナギクラゲ
・アカクラゲ
などなど。

私の好きな光るクラゲもいました。


鴨川シーワールドの目玉は、やはりなんといっても海獣たちのショー。
少しずつパフォーマンスの時間がずれていて、全部のショーを見ることができるようになっています。

この日はまず屋内の白イルカ、ベルーガのパフォーマンス。
そして、サーフスタジアムにてイルカパフォーマンスを見学しました。

バンドウイルカの息のあったジャンプ!

一番人気なのはもちろんオーシャンスタジアムで行われるシャチのショー。

現在鴨川シーワールドにいるシャチは
ラビー、ララ、ラン、の三姉妹と、ラビーの娘、ルーナ の4頭。

大迫力のショーは「ずぶ濡れエリア」に座ってショーを見るときはカッパが必須です。


ダイナミックにジャンプする水飛沫だけでなく、シャチがヒレで客席に盛大に水を浴びせかけるので、一番後ろの客席までずぶ濡れになります。

このシャチのプールの下はレストラン「オーシャン」になっていて、泳ぐシャチを眺めながら食事をすることができます。

そしてお次はロッキースタジアムにてアシカのパフォーマンス。
アシカたちは、器用にボールを運んだり、笑顔を見せたり、コミカルな演技ができるところも魅力です。

パフォーマンスタイムとは別に、フィーディングタイムもあります。


ちなみに、イルカと泳げる夏だけの貴重な体験「ワンダフルドルフィン」という企画があります。
各日予約先着10名なので、あっという間に締め切りになってしまうかも…

また夕暮れから夜にかけて閉館後の水族館を満喫する日帰りプログラム「水族館探検プラン」を2023年7月15日(土)・22日(土)・29日(土)・30日(日)・8月5日(土)~20日(日)・26日(土)・27日(日)の合計22日間で開催するそうです。
こちらは先着1日45名。ベルーガと記念写真を撮ったり、裏方見学したり、シャチを眺めるレストランで夕食を食べたり、できるようです。限定感溢れるイベントで、面白そうです。

これからの夏のお出かけにいかがですか?




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