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お金と心理のプロが教える老後資金の計画方法 – めぐまつさんに聞く

老後のお金の心配はありますか?
問題は、いくら必要なのかがよく分からない点だと思います。
なぜならあと何年生きるのかが分からないからです。
年間生活費✖️生きている時間
自分は、80歳まで生きるのか、90歳まで生きるのか?
大きな病気もするかもしれない。医療費は大丈夫か?いつまで元気でいられるのか?
もはや長生きがリスクになる時代。
さらに老後2000万円必要と聞いていた、例の「老後2000万円問題」が今では円安で4000万円に跳ね上がっている、などと不安を煽るような記事が目に飛び込んできます。
私の老後は大丈夫かな?

今回お話を伺っためぐまつさんも40歳の時に急に老後資金が心配になり、受取り年金額を調べてみて愕然としたそうです。
当時は海外添乗員として忙しく世界中を飛び回る仕事をしていためぐまつさん。しかし賃金は上がらず、体力的にもだんだん無理がきかなくなってくる中で「このままでは、もう老後は生活保護に頼るしかない」とまで思ってしまうほどだったとか。そこから、めぐまつさんは勉強を始め、転職を果たします。FP技能士1級、CFP®️資格を取得。会計事務所で働く傍ら自分と同じような不安を持っている方へ情報を発信しています。
「お金を勉強することで将来の不安が少なくなり、きっと大丈夫という気持ちに変わります」
と言うめぐまつさん。
現在はストアカでお金の講座の講師もされていて、「不安をポジティブに変え、ワクワク未来を実現するプランニング」をモットーに初心者でも分かりやすいアドバイスだと好評です。

**Bunbun:めぐまつさん、これまでのキャリアについて教えてください。

めぐまつさん: はい。私は高校卒業後、バスガイドをしていました。その後様々な職種を経験する中で、ある時憧れの海外添乗員の募集があり、応募しました。勤めた当初は30歳までと考えていたのですが、気づけば40代に……。仕事とプライベート合わせて80カ国以上を訪れました。その後、ファイナンシャルプランニングと心理カウンセリングの資格を取得し、現在はワクワク老GO®︎プランナーとして活動しています。



**Bunbun:ワクワク老GO®︎プランナーとしての活動内容を教えてください。

めぐまつさん: 主に、お金の講座をストアカで開催し、節約、投資、貯蓄、資産運用について教えています。定年退職前のセカンドライフのライフプランニングや、若手の資産形成になるような内容となっています。
また、6月に電子書籍やペーパーバックを出版し、金融に関する知識、情報を発信しています。

**Bunbun:ストアカの講座は人気のようですね。Goldバッチがついています。

めぐまつさん: お客様から「年金に対する漠然とした不安が解消された」「資産運用のきっかけを得られた」など嬉しいお声をいただいています。

**Bunbun: たとえば実際、まず投資を始めてみようという方は、新NISAとiDeCoどちらがいいのでしょうか?

めぐまつさん:  どちらもできるのがベストですが、どちらかを選ぶとすると、お金の自由度や税率など人によって違ってきます。いつでも引き出せる安心が欲しい方はNISAの方が向いています。たくさん税金を納めている方は高額なほどiDeCoの節税率が高くなります。老後の資金もそうですが、テレビや雑誌の煽るような記事をうのみにしないで自分の場合はどうか、具体的に把握してプランを立てることが大切です。

**Bunbun:なぜ「ワクワク老GO®︎」というコンセプトに取り組んでいるのですか?

めぐまつさん: 私は若い頃の破天荒な生活のせいで貯金もなく、年金未納期間もあったため、40代になって老後資金に対して強烈な不安を感じました。しかし、お金の正しい知識を学ぶことで将来の不安がなくなることに気づき、この経験をもとに他の人々にも同じ安心を提供したいと思っています。生徒さんからも講座を受講してみて「年金が思っていたより貰えることがわかった」「お金の使い方を学んでお金に対する姿勢を見直すことができた」などのお声をいただいています。

**Bunbun:いたずらに不安になる必要はないということですね。

めぐまつさん: 年金や社会補償を知ることで安心を増やすことができます。定年後もどんな暮らしをしたいのか、理想の生活をするにはいくら必要なのか、具体的な将来設計に沿って年金額を出しながら、現実的な必要額を考えるのがとても重要です。そして年を重ねることをポジティブに捉え、楽しみながら生活することも同じように重要だと考えています。このコンセプトを通じて、多くの人が自分の人生をより充実させる手助けをしたいと思っています。

**Bunbun:お金について勉強を始めたいというひとにアドバイスはありますか?

めぐまつさん: お金の学びは「スキル」だけではダメ。「マインド」も大切です。今、話題だから、みんながやっているから、という理由で話題の投資信託を購入したりすると、意思がないために心のリスクヘッジが効きません。すると少し値が上がったり下がったりした時に折角積み立ててきたものを手放してしまい、複利のメリットを全く受けられなくなってしまいます。
最初の2年で折角始めた投資をやめてしまう方がたくさんいます。もったいない!スキルとマインドの両方を手に入れることで、お金のめぐりがよくなります。

**Bunbun;お金のめぐりと言えば、めぐまつさんは強運の持ち主ですよね。

めぐまつさん:よく、「運がいいよね」と言われます。添乗員から転職した翌年にコロナ禍で旅行業界が大打撃をうけました。その時にも自分の運の強さを感じました。

**Bunbun;ビットコインも安い時に買ったとか。先見の明ですね。

めぐまつさん:ビットコインは、考え方にとても夢があると感じて7万円から30万円のときに購入しました。ワクワクしませんか?お金自身には良いも悪いもない道具にすぎません。それをどう使うのか?お金の良い循環をめぐらせるためにもマインドが大切です。

**Bunbun;「お金がない」を禁句にしているのですね。

めぐまつさん: お金が「ある」という思いが持てることで心の余裕が出てきます。これは人間関係や仕事も同じ。運は人が運んでくるものですから人との付き合いで使うお金は惜しまないようにしましょう。「お金がない」と言っているうちは不思議とお金は貯まりません

**Bunbun: 今、やってみたいことを教えてください。

めぐまつさん:東京ステーションホテルに泊まることです。添乗員時代に世界各国のホテルを訪れました。その経験から、やたらと広いスイートルームに泊まっても、自分が使う場所は寝る場所だけということが分かりました。今はクラシカルなホテルのお部屋でのんびりビールを飲んだり、皇居周辺を散歩したりする贅沢を味わってリフレッシュしたいと思うようになりました。


**Bunbun: 今後の目標やチャレンジしたいことはありますか?

めぐまつさん: 今後は、もっと多くの人に「ワクワク老GO®︎」のコンセプトを広めていきたいと考えています。また、新しい講座や書籍の企画にも挑戦していきたいです。

プロフィール

  • 名前: めぐまつ

  • 肩書き: ワクワク老GO®︎プランナー

  • 資格: FP技能士1級、CFP®️資格、JADP心理カウンセラー、上級心理カウンセラー

  • 趣味: パワースポット巡り、温泉、ビール



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