廃線跡〜萌え?
豊洲から、月島の方向へ歩いていくと、廃線の線路を見る事ができます。
また、JR京浜東北線の東十条と王子の中間地点あたりに、今はもう使われていない線路がまだ残っています。
子供の頃はこんな線路を近所でも見かけた記憶があります。
線路(使われていない)で遊んだり線路をたどって歩いて行ったりしました…
廃線跡というのは、なんとなくノスタルジックな気持ちになりませんか?
心の中に流れる曲は、「STAND BY ME」
そういえば、映画「裸の大将」も、「STAND BY ME」も現役の線路をつたって歩いていくシーンがあります。
今の日本であんな事したら、「線路内立ち入り」で捕まってしまいます。
それだけ、昔はおおらかな時代だったのか、そもそも電車の本数も少なかったのでしょうね。
以前、星空写真を撮りに出かけた群馬の碓氷峠の「めがね橋」も廃線の跡です。
明治時代の煉瓦造りの橋です。
ここは、「アプトの道」という廃線跡を歩けるウォーキングのコースになっています。
かつては、ここを電車が通っていたのだなぁ。
こんな感じの橋で、行ってみたい場所の一つに北海道の
「タウシュベツ橋梁」があります。
国鉄の時代にタウシュベツ川に架けられたコンクリート製のアーチ橋なのですが、
発電用の人造湖「糠平ダム」が建設されて湖に沈んでしまったのです。
それが、冬に湖の水量が減ると姿を表します。
コンクリートなので、橋はどんどん朽ちてゆき、いつ見られなくなってしまうか、分からない。
人の琴線に触れる要素がいっぱいなので、人気の撮影スポットになっています。
遠くまで遠征しなくても、関東近郊でも廃線跡を見る事ができます。
例えば、横浜。
みなとみらいには臨港線廃線跡があります。
そして鉄道発祥の新橋。
旧新橋停車場跡。
両国駅には、使われていない幻のホームがありますし、
わたらせ渓谷鐵道では、コロナ前には「廃線跡を歩こう!」というツアーを募集していました。
廃線跡を紹介している本もいろいろ販売されています。
かつてそこを通っていた電車に思いを馳せながら、お散歩してみるのはいかがでしょうか。
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