20240605 THE (CoMETIK) EPISODEを読んで

長きに渡るコメティックの結成編の完結。
感謝祭のときから明確に兆しはあったので、イベントが発表されたときからこうなってくれるとは思っていたけど、実際に見るとだいぶ安心できた。
なんか終わり際にはるきだけが売れ始めた……みたいな描写がなくて良かった。
まぁ細かいところで「ん~~~???」と首を捻ることはあったけども。

ここ最近のイベコミュは目に見えてあっさり風味で、今回もそれに倣ってさほど濃い味ではない感じはあった。SHHisのあの感じはどこへやら。
まぁ、シャニマスはシナリオが良いといってもキャラゲーにおける凝った加点要素くらいで割り切れるものだし、
今回のコメティックのコミュについては、ルカと羽那とはるきの3人でまずコメティックになるという結論を見せてくれれば自分はそれで良かったので、総合的にはこれで普通に良かったなぁという感じ。

しかしそう考えるとSHHisの結成(セブン#ス)までってほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとうに長かったんだなぁ。
自分はnot enoughまでをまとめ読みしたので時間はそこまででもなかったけど、
逆にひとつひとつの話の乱高下がすごいのであれはあれで疲れた。
サウナで整うってあんな感じだろうか。とはいえサウナで整うというのは一時的な快楽のために心臓に負担をかけて寿命を削るだけの悪いお薬みたいなもので、
SHHisの接種は寿命が伸びるのでそこが大きな違いだけど。



全体を通して雑感

大抵の人はそうだし、ルカも例に漏れず自分に対してまっすぐに愛や尊敬を向けてくる相手を蔑ろにすることはまずないってのはこれまでのイベントやらで察せられるところで、
自分のポエムに返信してくるファンのポエムも、全部ではないだろうけどルカがちゃんと目を通しているから劇中に描写されるのだと思うし、
今回のサポカ【夜になって】斑鳩ルカにもあったけど、ファンにサインを求められたときはちゃんと応じるし、
283プロに加入した直後のバイ・スパイラルなんて一番尖りきってた時期なのに、なんだかんだでランタン祭りには行こうとしてたし。

自由律短歌と自由律返歌
この前にビラ配りと美容師とストリートスナップとスカウトに声かけられて、
さらにプロデューサーを思い出して機嫌悪いのにちゃんと答えるの優しい。
あと声かけられすぎ。

ただバイスパであのクソ記者がおらずあのままランタン祭りに行って283プロになんとなく溶け込めたとして、
既存のユニットには入れないし、迎えられる立場のままじゃルカの孤独の解決にはならないし、特にSHHisになった美琴を受け入れられるようにはならないと思うので、
フラットにルカを見られる存在として羽那とはるきはやっぱり必要だったなぁと思う。

羽那とはるきのそれぞれのルカへの接し方について劇中でも言及されていたけど、
はるきはルカの拒絶に対してたまに少しだけ傷ついてはいそうだけど、それでも怯まず、それ以上にルカに対して混じり気のない敬意と好意を全力で示してくれるし、
羽那は何も考えてなさそうだけど、裏を返せばルカに対しての好意、あるいはルカとはるきと3人で一緒にいることに対して純粋に楽しいと思っていることの表れで、
ふたりともルカについていくためにめちゃくちゃ真面目に練習していて、その姿をルカは一番近くで見ることになるわけで、そういうクソマジメなやつってそもそもルカの好きなタイプで。

尖っていた時期も結局のところはただ無理をするために無理をしていたようなもんなので、
ユニットなんてくだらねぇってスタンスだったけど、no/odeの最後に過労でぶっ倒れたとき、長いこと張り詰めていた糸がふっと切れて消極的にユニットを受容するくらいには心の余裕が出来て、
あとは面倒見が良かったり真面目だったりいい子だったりするルカの根っこの部分はそもそも変わったりなくなったりはしたわけでもなく。

no/ode、感謝祭とか【遠き明滅】はるきのコミュやドラマパートを視聴してきて、自分が3人に受けてきた印象はそんな感じだったから、
遅かれ早かれコメティックはルカにとっての居場所になっていっただろうって思っていたし、
変に数コミュ跨いでこじれたりせず、わりと早いうちにコメティックになってくれて良かったと思う。まぁ誰かのせいでこじれたんだけど。

最初に羽那とはるきに接する態度が壁状態だったから、今さら線たちの12月における灯織に対するときみたいな「次さァ、一緒にやんだよ 練習ッ」みたいなテンションに戻ることはないかもしれないけど、
素っ気ない猫にそっぽ向かれても犬2匹気にせず構わずめげずにじゃれついてるみたいな今の関係性が可愛くてわりと好きだからコメティックが好きになった側面もあるので、
もしルカが羽那とはるきに対して面倒見のいいお姉さんになってもそれはそれで好きなままだろうけど、あのまんまの関係でコメティックになってくれたのは個人的にちょっと良かった。

あとイルミネの絆光記が直前にあったことで、このTHE (CoMETIK) EPISODEの味もより深くなった感じもする。
単体で十二分に面白かったけど他のユニットのコミュも補うとか名コミュしか出来ないのイルミネ。誇って。


あとは今回はルカ、というかコメティックに最初からあった諸問題のひとつがひとまず解決しただけで、
ルカの美琴やSHHisに対しての絡まりきった感情が少しほどけたことと、
特に母親と社長周りの問題はまた別個の話なのでそれはいつになるかなぁ……という感じ。
上手い落とし所見つけてくれたらいいですね。


何はともあれ、これでルカの時間が進んで、コメティックがコメティックになって、
これからどうなっていくのかは楽しみ。
シャニマスはそれこそ絆光記やはこぶものたちみたいに、ネットの嫌なところはしっかり嫌に描写されるから、ルカのファンがすっごいお気持ちを羽那とはるきに直接アレしてコレしてあーだこーだみたいな展開はいつかあるだろうって思ってるんだけど、
なんかコメティック結成後にちょっと少なくなったルカのファン描写を見ていると意外とコメティックを受け入れるスタンスに見えなくもないしどうだろう。まぁファンも一枚岩じゃないが。
あとそれで凹むのは羽那じゃなくてはるきだろうからバランスが微妙そう。

あとは今までのコメティックは必然的にルカがメインで、はるきも感謝祭でフィーチャーされてたから、そのうちには来るであろう羽那メインの話がどうなるんだろうというところ。
羽那って正直「天性のアイドル性があって可愛い」くらいしかなくて、掘り下げるほどのキャラ造形がないシンプルさは良さでもあるのだけど、彼女をメインに据えた物語がどう転ぶかがまったく想像がつかない。


以上、全体を通した雑感。

あとちょっとだけ好きポイントとか気になったところとか。


オープニング VIBES GROOVE

はるきのリクエストに対してルカと羽那が一緒に「……?」ってやってるの好き。
なんとなくだけど、コメティック結成し始めのルカだったらここガンスルーだったと思ったので、ここでふたりが並んで反応しただけでなんか「おぉ……!」ってなった。


かわいい。


「コメティックがユニットらしくなってる」とトレーナーさんのお墨付きを頂いてはるきが反応するところ好き。
コメティックをコメティックたらしめるコメティックにしかないコメティックの何かをコメティックのメンバーとしてコメティックに一番探し求めていたのは間違いなくはるきだと思うので、嬉しかろう。



第1話 2と1


こういう小ネタがよりによってコメティックで出てくるのちょっと笑った。
ゲストに無茶振りしたり髪からアメちゃん出すようになるんだろうか。


ルカがコメティックとしてなんとなくふたりに馴染んでるらしいのが示されたあとなので、4コマの最後のツッコミに思えてきた。


さすがにそこまで鈍感と舐め腐っていたわけじゃないのだけど、
羽那もさすがに「ルカは呼んでも来ないかもしれない」可能性は認識してるんだなぁって思っちゃった。


元ユニットメンバーの美琴とルカが同じステージに立って本人たちは気まずくないか、という心配をするのは良し。
美琴には先に確認してから先方に決定のメールをしてルカには事後承諾なのだいぶおかしい。

っていうかさっき直接ルカと鈴木の部屋の話してなかった……?



第2話 212

羽那の天性の魅力とかはるきの見た目はふんわりしてる感じのせいでこういうこと多そう。
はるきのリテラシーがしっかりしてるからギリやりとり出来るけど強くは言えないし羽那はこういう点で頼りにならないだろうから、もしだぶるはだけで組んでたらこのあたりの管理大変だっただろうなぁと思う。


偶然立ち会っただけだけど結果的に羽那とはるきを助けたルカにお礼を言うはるきと、素っ気ないルカと、後方ユニットメンバー面で微笑む羽那。
はるきはもうこの3人でいる空気感が好きなんだろうなっていうのは【遠き明滅】のコミュや4コマでわかるけど、
羽那も同じように思ってるんだなぁって感じられて微笑ましい。良き。


もう羽那の中でしっかり強めに甘えに行ける枠にルカが入ってるの良い。


プロデューサーによる電撃発表に思うところあるはるきと、普通に楽しみそうな羽那。


君ルカの地雷踏むの上手いね!

メタ的に言えばプロデューサー視点ではSHHisや美琴に対してのルカ自身の感情はわからないかもしれないけど、
それはそうと今まで28人も個性しかないアイドルたちのマネジメントしてきておいて、美琴には思うところが特にないからってルカを同一視して同じ気持ちだろうって同じステージに立つ話進めて呑気に事後承諾取ろうって構えてるのマジでアホ。
これだから斑鳩ルカのにわかとは会話できないんだよなぁ!

ただまぁ個人的に、
面白いなって思って観ていた映画にワンカットでもいち台詞でも本気でどうしても気に食わないところがあると全部ひっくるめてクソってなるタイプでシャイニングやミストが一瞬で自分の中での駄作になったのだけど、この部分はそこまで評価が落ちるほどでもなかった。
だからこのプロデューサーはマジでクソドアホちゃんだし救いようがねぇなと思うけど、全体を通してこのコミュ自体はやっぱり好き。
ほらSHHisのコミュでなんの役にも立ってないプロデューサーめっちゃ見てきたから今さら……



第3話 たがい

美琴さんの移籍理由未だに曖昧で、推測できるのはユニット組んでたルカだけを事務所が売り出し始めてふたりでステージに立つ機会が減って、美琴さん的にはアイドルとしてステージに立ちたいのが最優先で前の事務所ではそれが出来なくなったから、という感じだけど、
なんだかんだでルカに情があったんだろうか。セブン#スのときそんな雰囲気あまり感じなかったけど。
まぁ、美琴さんはもうにちかと筑前煮したりHappierしたりしてSHHisも軌道に乗ってるから、美琴さんなりに心に余裕が出来たのかな。
アイドルになるためなら死んでもいいストイックレッスンマシーンではあるけど、そのために人を切り捨てられるほど冷酷な人間だったことは一瞬もなかっただろうし。


公式と解釈違いのオタク。
ルカの中では美琴さんは水しか飲まないし栄養補助食品ですべての栄養を補っているかもしれない。
このあと自身でも「わかってた」って考えるように、セブン#スの時点でルカが見たダンスがもうルカの知っている美琴ではなかったと思うけど、
「水しか飲まない」っていうのは生活にも根ざすものだし、そこまで変わったっていうのを見せつけられたのはダメージになるかもしれない。


無って美しさだなぁ……ってなるひとりアビイ・ロード。


第4話 下手くそな人人人人

体調に異常をきたすくらいダメージあるのはメンタルの弱さが心配になるけど、
それはそれとして休むときはちゃんと休むって連絡入れる律儀さと、連絡のためにだろうけどちゃんとコメティックのグループに入ってるし、休む連絡はプロデューサー経由とかじゃなくてそのコメティックのグループに入れるのなんか可愛い。

というか解釈違いのレモンティーと関係なく普通に体調を崩した、
もしくは間接的に動揺で自己管理が若干疎かになった隙にちょっと体調崩したかもしれないし、メンタルとは関係ない可能性もあるか。
そもそも薄着なんだよな。あったかい格好して。


連絡が早いのは素晴らしいけど羽那の「!!」はどういう感情で?
自分が口頭でも文章でもコミュ障だから文章を考えすぎちゃうだけで、陽の方はこのテンションでチャットしてるんだろうか。


つくづくマジでクソドアホちゃんなんだけど、見返してみるとここだけはなんかちょっと可愛く思える。さすが283プロで一番あざとい人間。


ルカが「変われてきてる」のはあっているし、その理由がコメティックにあるって考えているのはわかるしそれもあっているんだろうけど、落ち度は意思確認の段取りを軽んじたことなのよ。

あとコメティックの3人の並び単純にちょっと好き。
髪色がうっすらセピア色の信号機みたいな雰囲気だからなんかバランス良い気がして落ち着くんだろうか。


なんで君そういうところは間違ってないのに意思確認の段取りだけ著しく軽んじたん?


なんかわかんないけどこの会話とても好き。
練習がうまく行かなかったっていうネガティブを困ったような笑顔で共有できるの良い関係だなって思う。


思い切りのよさ実践編。ルカにアドバイスを求めるために送った動画に添える文章を練っては消すはるきと、思い切りよく送る羽那。
似たような状況ならだぶるはのよく考える方に共感するけど、実際だぶるはのあまり考えない方くらいのテンションでもいいんだろうなぁとは思う。
あとこのはるきはコミュ障なんじゃなくて本当にただ思慮深いからなのでそもそもオタクとステージが違う。


送られてすぐ、ちゃんと動画確認するの可愛い。
劇中で描写されている限り、羽那とはるきから問いかけてきたことにたまに答えるようになったのが最近のことで、
それに対してルカが羽那とはるきに対して感じたことが描写や発言として表れたのはこれが初めてだったように思う。
コメティックのユニットメンバーに対する明確なルカの変化としてとても好きな場面。

4コマツッコミとしてはまぁあったけど。
これからルカツッコミオチの4コマめちゃくちゃ増えてほしい。あと単純にツッコミ役が貴重だから。



第5話 ドーナツホール

羽那たぶん誰に対しても会って嬉しそうな感じで接するしそのいずれも本心だろうけど、自分はフィルターがかかっているのでルカとはるきはちょっと特別枠に置いているように見えるし一段高いところで嬉しそうに見える。
あとこのルカを見て「大丈夫そう」って思うの慣れすぎ。強い女。


たぶんルカもずっと考えていたことだと思うけど、満を持して「ふたりでいいだろ」と。
文字面だけ取ると棘を感じる意味も見えるけど、もう少し柔らかく読みたいから「自分なんかと組まなくてもふたりでやれるだろ」って感じだろうか。

そしてそもそも意に介さず「それじゃあコメティックじゃない」って当然のように返せる強い女。
だぶるはでやっていたとしてもたぶん羽那もはるきも楽しくやっていただろうけど、発言の裏を返せば羽那も「ルカと一緒のコメティックがいい」と思っているということで。
ほほえま。


いきなりドーナツを食べるか聞いてくるのはさすがにルカもびっくり。


ミセス・ドーナツはさすがにわかるけどクリーミィ・クランキー・ドーナツはなんか栄えてる土地にしかないみたいでピンと来なかった。田舎者なので。
札幌市民だったから見たことある可能性なくもないのだけど。


とき・ところ変わって283プロで一番気まずい組み合わせ。

にちかはルカに対しては複雑な感情があるとしても単純な嫌いとはまた違うだろうし、
あの尖りきっていた頃に比べたらルカも若干棘が抜けたから、嫌い寄りだとしても正面切って喧嘩したいほどでもなく、
マジでただ気まずいから関わり合いたくないだろうなって印象。


たぶんこの場で一番居心地が悪いのはにちか。
美琴さん以外だと愛依ちゃんくらいにしか心開いてないんだよなこの子。

ルカってなんだかんだで羽那はるきはもちろん、摩美々霧子凛世円香さんあたりのちょいダウナー寄りな子たちとは普通に相性良さそうだし、
恋鐘果穂愛依ちゃんみたいなコミュ強や、あさひ甜花みたいな壁を気にしないGO MY WAYタイプとはそのうち普通に馴染みそうだし、
バイスパでいろいろあったけど樹里ちゃんも気が合うタイプだと思うし、
283プロに馴染んでないトップクラスの小糸を相手にしてもゆっくり話を聞いてくれる姿勢を見せるし。
というかいろんなしがらみさえどうにかなるなら、にちかが相手でも美琴さんの話でなんか盛り上がれそう。

ふゆバリアを崩さない冬優子と、話を聞いてくれるからって小糸が懐くわけではないのでこのふたりは別として、個人的には甘奈がルカと相性良くなる未来が想像できない。
ずっとビビってそう。


まさかレモンティーでNTRされるとは思わないじゃん。


そして本番当日、バックレるルカ。仕事は真面目にやる子だから、レモンティーのダメージは本当に大きかったらしい。
そしてルカはプロデューサーに任せることになって、3人前提のパフォーマンスでのリハをふたりでやることに不安を見せるふたり。
サブタイトルの「ドーナツホール」はやっぱりここのことだろうか。哲学の表面だけ好きだからドーナツホールって聞くと有とか無とか頭に浮かんできてワクワクしちゃう。



第6話 If you don't know

SHHisを見たくないがために全力で殻にこもるモードに入るルカの頭の中に、思い出すような存在じゃないって思っているはずなのに頭によぎる羽那とはるきの姿。
ルカの中に確かに羽那とはるきの居場所が出来ているんだなぁって。


あっさり最悪の場合を口にする美琴さんも美琴さんだけど、
「やめてくれよ」なんて言ってないで、最悪の場合を想定してそれを回避するために行動しないといけないのは大人の役割なのでは? こういうときに少し甘ったれになるの良くないぞプロデューサー。
一緒に作った筑前煮を今度はひとりで作れたから食べてほしいって相方の家に持っていって、家の前でその相方を待ってて気づいたら眠りこける目の前の24歳児のほうがしっかりしてるぞ。


でもこういう人の本質だけはちゃんと見てるんだよなぁ。
能が有なのか無なのかはっきりして。ドーナツの穴かよ。


エンディング I didn't know that.

ここのルカの動き好き。

少しだけ美琴と話して、別れて、
ルカが向かうのは羽那とはるきのところで、
迎えてくれるのも羽那とはるきで。
「遅れた」けど、ルカも羽那とはるきに合流して。

最後の一言をルカが言ってくれるって信じて目配せをする羽那とはるき。
答えるルカ。
好き。


ここ、なんとなくだけど羽那が「シーズのステージすごかったね」って言って、はるきが肯定しつつ「でも私たちも頑張った」って返すのが今までだったら自然かなと思ってたんだけど、
羽那が「でもコメティックもすごかった」って言うのがちょっと特別に感じた。
今回のイベント全体を通して、ルカにとってのコメティックはもちろんだけど、羽那にとってのコメティックが見えるのが嬉しかった。
だからこそはるきもこういう反応なんじゃないかと思ったところ。


無は美しいものだけど、やっぱりなんかあるほうがいいよ。



クリーミィ・クランキー・ドーナツにされたら関東圏まで足を伸ばさないと食べられないのでミセス・ドーナツを選んでくれて助かった。
レモンティーをお供に食べます。土日に絶対食べるぞって思ってたのに雨がすごくて買いに行けませんでした。

羽那とはるきに対するルカの能動的な意思表示はこのコミュで何度かあったけど、
なんかこう、このミセス・ドーナツはすごく特別に感じる。


鈴木の部屋にルカがゲストに来てくれないかって話をしてるときからこの結末になるんじゃないかってうっすら思いながら読んでたけど、
マジでゲストに来てるのめちゃくちゃ面白くて笑ったし、この結末で良かったなぁ……!って思えた。

はるきも心の底から本気で見学行きたかったんだろうなぁって想像できるのも微笑ましい。
実際見学に来てたら収録中に羽那が「実ははるきちゃんもそこにいるんだーっ」って言い始めてなんか流れで結局3人になりそう。


【夜になって】斑鳩ルカ 「ずっと大切に」

この子本当に不器用というかなんというか。
たぶん初めてちゃんとコメティックとして立ったステージに少なからず感じるところがあって、
そしてSHHisになって絶賛されている美琴を見て、
その隣に立っているのがにちかであることを見て、
過去、自分が美琴さんの隣にいた時間を全部否定しようとする。


でもそんなときでもサイン求められたら応じてあげるの優しい。

そして出された色紙は。

今、お互いに隣にいるのはそれぞれ違う人になったかもしれないけど、
だからってそれまでの時間をなかったことにして否定しなくちゃいけないわけじゃなくて、ずっと大切にしてくれる人もいるし、自分がそうすることも出来るんだって気づかせてくれたスタッフ2。

こういうモブが登場人物の心情を動かしてくれるの、シャニマスらしくて良い。


【夜になって】斑鳩ルカ 「ゆっくりと夜に」

音楽番組でSHHisとの共演について聞かれるルカと、心配そうに見つめるはるき(かわいい)。

でもルカの中ではなんとなく割り切ることが出来ていて、
それを見て「良かった」か「嬉しい」かはわからないけど笑顔になって、ルカちゃんの良いところを話し出すはるき(かわいい)。
ここらへん全体的に表情コロコロはるき(かわいい)。


期間限定のドーナツではしゃぐコメティック(かわいい)。

でもその期間限定はもう終わっていて代わりに次のが始まっているそうで。


ところ変わって、街並みが違って見えるルカ。
書店の新刊のポップを見てはるきが言ってくれた言葉を思い出す。

こういうふとしたときに思い出す存在にはるき、たぶん羽那もいるようになったの、
ふたりの存在がルカの中にちゃんと居場所を作ってるんだなぁって思えて好きな描写。
29の特徴はなんか意味あるんすかね。
思い出すのはまず素数、次点で283プロのアイドルの人数+プロデューサーか。


そしてなんとなく手にとってパラ見してひとりごちるルカ(かわいい)。


羽那とはるきが話していた期間限定のフルーツ・ドーナツののぼり旗が立てられるところに遭遇して、
「勝手にやってろよ」とまたもひとりごちるルカ。

前半はコメティックかわいい~で済む話だけど、なんかのメタファーやりたいの優先な感じで話自体はとっ散らかっていたように思う。
逆に言えばなんか示したいものがはっきりあるんだろうけど、さっぱりわからんわね。

期間限定のものが終わったら次の期間限定のものに移っていく世の中へのアンチテーゼ的なやつ? 熱心なふりしていたアニメのことをクールが変わったら忘れて次のアニメで熱心なふりするイナゴか?

まぁそれはないとして。
このコミュで移り変わったものといえばルカのユニットへの意識だからそれの暗喩なのだろうけど、それに対して「勝手にやってろよ」はネガポジどちらにも取れる気はする。
それでも今回はTHE (CoMETIK) EPISODEなのでせっかくだからポジティブに解釈するなら、
期間限定に対してそっちは勝手にやってろよ、コメティックは期間限定にしないぞ、みたいな感じだったらいいですね。

実際ルカの中でコメティックは一緒に活動する仲間になっただけで、
これからそうなっていくかもしれないけど、今はまだそこまで大事にしたい存在ではないと思う。
だからそんなことを考えるかなぁという感じはあるので極力ポジティブに都合良く考えた話だし、タイトルの意味とかもたぶんなんかあるだろうに無視してるし。
まぁたぶんすごい頑張っていい感じに解釈してnoteに書く人がいるだろうから自分が頑張らなくてもいいでしょ。


終わり

何はともあれコメティックが始まって本当に良かった。
これに尽きる。

もともとSHHisのコミュを読んでいるときからルカは好きなキャラクターだったし、
羽那とはるきもタイプは違えど可愛いキャラクターで、特にはるきは最初からわりと魅力的に感じるところが強かったし、
コメティックの曲もことごとく好きだったし、
ちゃんとユニットになっていないときからこういうところに落ち着くんじゃないかって関係性を想像してはきっと好きになるだろうって思ってはいたけど、
自分は存外にコメティックが好きなんだなぁって実感出来たのも良かった。

次のイベントの報酬もはるきのsカードだしコメティックの過剰供給止まんねぇや。助かる。もっとくれ。


GWに観るつもりで買ったのに、なんやかんやあって最近になってようやく5thのBDを観て、
ルカの283プロ加入発表や最後の川口さんのMCを観たあとだったのも相まって、より今回のTHE (CoMETIK) EPISODEは味わい深かったと思う。

なので今こそ6th横浜Day2での川口さんの最後のMCをまた観たいんだけどBDまだですかね。


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