見出し画像

再会は、解剖室

一昨日、何十年振りかの西表島に サガリバナ見たさに思い切って旅に出ました。
最初に西表島に訪れたのは、歯科衛生士1年目。
同じ歯科医院で働く1年目女子3人グループ
で、大阪からの旅でした。

当時も、石垣島から、その頃は
小さなフェリーで西表島入り。

到着後、ピナイサーラの滝へは、水着着用
川を歩いて渡って行くと聞いて
驚いた記憶があります。
当時は、8割未開発のジャングル地帯。

ここが、本当に日本なの?って思うほど新鮮な
体験でした。

行きのフェリーも、宿も一緒だった
3人組男子と仲良くなり、宴会もさなか
お酒に弱い私は、芸達者の仲間に
お任せで、早々に部屋に戻り
寝てた記憶が今思えば、残念😚

後に知ったか、当時聞いたのか記憶に
ないのですが、大阪大学歯学部の
3人グループだったようです。

私が歯科医院をやめて、沖縄に帰った後、
歯科衛生士学校の担任から、お電話を頂き
講師にならないかとお誘いを受けました。

それから、再び、大阪に戻り
私は晴れて、恩師のおかげで歯科衛生士専門学校の
専任講師になったのでした。

その後、大阪大学歯学部へ学生引率
行き先は、解剖室(;・∀・)
新人講師とは言え、学生の前で
気を失ってはならないと気合を入れ
先輩講師にお聞きしたところ、
まあ、ケンタッキーは、当分
食べられないかなーくらいだよって。

腹をくくって行ったのですが、
解剖室の光景は、先輩講師の言うとおり
あまり生々しい感じもなくほっとしました。

それより、驚いたのは解説して頂いた
担当者が、西表島で出会った当時、男子大学生
でした😱😚
お互いに覚えていましたが、
学生の手前、話し込むわけにも行かずに
挨拶を交わした程度でした。

さすがに、解剖室で恋には
またもや発展もせず、きっと、
ご縁がなかったのでしょうね。

その後、私は同じ歯科関連の方と
山繫がりで結婚しました。

西表島と言うと
淡い恋にもならなかった
のに、解剖室での再会と蘇ってくる
あのジャングル地帯、川歩きが、思い出深い
旅の一つになりました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?