コロナが切って、繋げたもの。

コロナは
切れかけた愛を切り
繋がらなかった愛を繋げた。

物質的な面、経済的な面、
いろんな変化も起きたけれど、

精神的に大きな変化が起きた。

仕事などで時間的にすれ違っていた夫婦が
強制的に一緒にいる時間が増え
コロナ離婚という言葉が生まれた。

きっとこれは
日常ではどこか目を背けていた部分で

それに目を向けざるを得なくなった結果。

反対に
仕事に没頭していた人達
趣味に費やしていた人達に

時間的な空白が生まれ
立ち止まったとき

友達、同僚と会わなくなったとき

ふと、誰かが必要になった。

それもきっと
今まで目を向けなかった部分だったんだろう。

出会いはタイミング。

すれ違っていても
足元や空を見上げていたら。

よそ見をしていたら
気づかない。

きっとそんな人達が
前を向き出した。

呼吸・鼓動・歩調。
すべてはリズム。

自分のリズムで

呼吸をして、鼓動を感じて、歩いてたら
自分のリズムに合う人は

すっ、と。
とても自然に、
そこにいるのが当たり前かのように、
隣にいる人。

きっと、そんな人。