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光と影の魔法にかかったエカキの話(part 1)

私が、エカキとしてのライフワークを自覚するキッカケになった本との出逢いと、初期の鉛筆画「光と影シリーズ」一枚目の話です。英文でも紹介しています。

ストーリー

2005年、散歩の途中に立ち寄った古本屋さんで、何となく氣になって、  手にとった本との出逢いが、エカキのシゴトを受け止める始まりだった。

Drawing the Light from Within: Keys to Awaken Your Creative Power (Judith Cornell, 1997年出版)

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「自分の中にある光を描く」というタイトルは勿論、           「あなたの中に潜んでいる創造力を目覚めさせる鍵」というサブタイトルも氣になった。

確か8ドルちょっと(800円くらい)で購入した古本を胸に抱えて、家路についた。

帰宅早速、大判の画用紙を広げて、本に書いてある通りに、半信半疑で鉛筆を持つ手を動かしていたら、思いがけないイメージが浮き上がってきた。

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これ、、、確かに自分が描いたはずだけど、、、

本当に自分が描いたのかな?

こんな絵、描けるハズないんだけど、、、

確かに、初めからこれを描こうと思っても絶対に描けない絵だと思った。

大好きなオキーフの絵に、どこか似ている氣がして、嬉しかった。

そして、                                その頃、かなり落ち込んでいた自分の弱々しい状況とは正反対の、      力強いイメージが現れたことに驚いた。

「私ここにいるよ!」と声を張り上げている、心の声が聞こえたような氣がした。

「自分の中にある光を描く」というフレーズに惹かれて買った本だったけれど、影がなければ光も存在せず、                       影と光がおりなす陰影が形Formを創り出すという、             当たり前の事のようだけれど、氣がつかなかった大切な事を教えてもらった。

暗い影の中でモヤモヤしていた自分の中に、一筋の光が入ってきて、     自分の居場所を照らしてくれた絵です。

続きは、「part 2」で・・・

今後の思い

いつか、グループでまたは個別で、私が体験したことを詳しいステップを交えて紹介しながら、共有できたらと思っています。

人生誰でも行き詰まる時があると思います。そんな時に自分の居場所を見つける機会になれば嬉しいです。

お絵かきレッスンではないので、絵の上手下手、関係ありません。

興味のある方は、コメント欄でお知らせください。今後のサークル活動等でご希望に添えるのことができれば嬉しいなと思っています。

英文で書くとどうなるの?

以下、直訳ではありませんが、この絵のストーリーを英文でも書いてみましたので載せておきます。「訳文ではない」英語の回路で書いた時に出てきた表現に興味のある人や、日本語のわからないお友達に紹介する時に使ってください。内容のエッセンスは、同じです。

This drawing marks the beginning of my journey as an artist. On one ordinary day back in 2005 while I was mindlessly browsing through the art section of a local used book store, I came across the book, ” Drawing the Light from Within: Keys to Awaken Your Creative Power (1997)”.                     I remember something intrigued me when I looked at the cover, so I bought the book for $8.19.  I followed one of the exercises in the book and to my surprise this image appeared.  I thought the image was uniquely beautiful, mystical and powerful. What captured my heart was that the image was such a strong contrast from the vulnerable and weakened state I was in physically, emotionally, and spiritually at that time.  I welcomed the newly discovered awareness that in order for a form to exist, it needs both light and darkness.  I think the process of creating this art piece gave me permission to exist in this world as who I am (form).  It reminded me that my existing struggles (darkness) were needed to acknowledge who I was which in turn gave me hope (light) for the future.  


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