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(ほぼ)100日ぶりに出社したワタシの備忘録

6月30日。3月19日以来、103日ぶりにオフィスに足を運びました。6月に期末を迎える弊社で、チームの振り返り会をしようということで久々の出社に至ったのでした。(とはいえ9人中3人はリモート参加。)

7月以降も原則リモート勤務は続いており、どんな夏になるのかまだまだ分からぬ状況ではありますが。なんとなく個人的に一区切りなので、このあたりで一度、コロナ禍において私のまわりで起きたことを、脈絡なく備忘録として書き留めみようと思います。

TOP画像:久々に人と会う&東京に出るということで美容院へ。齢30にして髪がピンクになりました。(今は既に写真よりだいぶ色落ちしている…)

|2月

多くの方にとってそうだったと思うのですが、私が最初にコロナの影響を実感したのはイベント関連でした。プライベートで3月に企画していたライブの延期を決めたり、出場予定だったマラソン大会が中止になったり。

仕事ではその頃ちょうど、ゴールデンウィークや夏に開催するイベントの案件をいくつか担当していたのですが、せっかく準備してきたクラウドファンディングも延期・中止、ということがパラパラと起こりはじめました。

そんな社会の情勢をキャッチして、READYFORではいち早く、2月27日に中止イベント支援プログラムがスタート。社内の精鋭メンバーがものすごい勢いで仕組みをつくりあげていくさまは、横からみていて圧巻でした。

2月26日から全社リモート体制が開始、2月27日には小中高校の臨時休校要請、と社内のムードも世の中のムードも一気に変わったように思います。それでも2月中はまだ、手洗いなど気をつけつつ、友人と会ったり、飲みにいったりもしていました。

|3月

家が寒い。湯たんぽがお友達。

3月中旬、一瞬世の中が緩んだあたりで出社した日も数日あったけれど、結局そのまま全社リモート体制が続く。それでも比較的スムーズに仕事を続けられたのは、実行者さんとの打ち合わせがもともと電話・ビデオ会議メインだということと、社内にslackコミュニケーションが浸透していたことのお陰だったなぁと思います。

社内コミュニケーションの雰囲気がよく分かる、ほっこり記事。

3月24日、東京オリンピック・パラリンピックの延期決定でまた世の中が一気に緊張する。担当していたプロジェクトの延期や中止が続く。

「イベントの開催費をあつめる」「海外で活動するための渡航費をあつめる」というプロジェクトは、確かにコロナ禍においてその実施自体が難しく、クラウドファンディングも中止せざるをえません。一方で、歩みを止めてはならない地域の活動や個人の挑戦もあるはず。「世の中がこんな状況なのに、私なんかがお金を集めていいんだろうか」と不安になる実行者さんと一緒に、先の見えない今だけど、実現したい想いのために、今だからこそやる意味を、ぐっと踏みとどまって考える期間だったように思います。

迷いながらも公開したプロジェクトには、「頑張っている姿に勇気をもらいました!」とたくさんの声が集まり、どれも思い出深いものになりました。

|4月

先の見えない毎日の中「映画でも観てるみたいだなぁ」とぼんやりしている間に、社内では緊急支援のプロジェクトや新しい枠組みが続々とスタート。4月3日には、コロナ禍においてREADYFORをぐっと押し上げる存在となった「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」が立ち上がりました。

自分も行ったことのあるクラブのプロジェクトの公開に関わらせていただけたことも印象的でした。

実はこのTOP画像、アーティストが特定できないようにギリギリ隠してあるけれど、知ってる人が見ればわかる、私も好きなあのバンド。

4月7日、緊急事態宣言。私たちキュレーターのところに日々入ってくる案件の性質も、「〇〇にマスクを届けたい」「〇〇地区の飲食店を支援したい」と徐々にコロナ一色になっていく。

クラウドファンディング業界には大きな波が訪れていて、タスクに追われる日々。夜や土日に仕事をすることもしばしばでした。

メリハリのない働き方は改善の余地あり、と言えばそれまでですが、この時期ばかりは仕事があったらこそ乗り切ることができたのかも、と今になって思います。外出の予定もない中、忙しく目の前の仕事と向き合うことで、社会と繋がっているという実感を得ていたのだろうな、と。

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といいつつ、週末は狂ったようにオンライン飲み会に明け暮れていました。

|5月

おとなしく過ごすゴールデンウィーク。急いで公開する案件もあったので、ちょこちょこ仕事もする。

5月から異動になり、ひとりでたくさんの案件をまわす日々から、コロナ関連の大きめの案件をチームで連携して対応する日々へ。これまでは「1000万円越えたら大型」という認識だったけれど、コロナ後はその認識を覆すように、大きな金額のプロジェクトが乱立しました。

配属直後に関わらせてもらった動物園のプロジェクトでも、当初目標を大きく上回る勢いで支援が集まり、私としてはもちろん、社内でも大きな実績となりました。

パンダかわいい。こちらは7月20日まで支援募集中です。

世の中ではオンラインイベントの企画が活発化し、私もいくつかトークイベントに参加してみる。ずっと続けている西千葉工作室のイラストレーター教室も、今シーズンはZoomでの開催に挑戦。参加者側は気楽でよいけれど、主催者側は試行錯誤ですね。

生活面では、ついに同居人も在宅勤務となり、お互いに打ち合わせ・電話の多い仕事のため、寝室に逃げたり、玄関に逃げたり…と試行錯誤が続く。やっぱり部屋に誰かがいると、1日中ひとりで仕事をするよりもメリハリがついて良いなぁと実感。

近隣の飲食店の美味しいごはんをテイクアウトして自宅で豪遊する日々にも飽きてきた我が家に、空前のカレーブームが到来。5月25日、緊急事態宣言解除。

|6月

世の中が少しずつ動き出す。クラウドファンディングの案件の性質も、緊急度の高いものから、長期的な支援が必要なものにシフトしていき、メッセージの打ち出し方も変化し始める。

この期末で、ひとりで担当していた案件が、ほぼほぼ一区切りつく。ちょっと落ち着いて、来期に向けた身辺整理と助走の期間になりました。

マラソン大会が中止になったとたん、走るモチベーションを失っていた私ですが、さすがに体力の衰えと体のたるみを感じはじめたので、3ヶ月ぶりにランニングを再開。

久しぶりに外で飲んだ生ビールは美味しかったなぁ。


ところで今回のタイトルには話題の(ちょっともう古い?)100日というキーワードを入れてみたんだけれども、語呂もイマイチだし全然伝わらない感じになってしまったな…。

今回はいったんここまで。7月もがんばるぞ、おやすみなさい。

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