あの心臓の音を聴く｜7m27d

昼寝をしているときや、夜の寝かしつけが無事に終わったとき、子の心臓の音を聴く瞬間が好きだ。

新生児の頃は、ちゃんと息してるかな？と不安になるたびに、そっと子の胸に耳をあてて確認していた。ドクンドクン、と小さな体からは想像がつかないくらい力強い音がして、なんだかほっとする。

1年数ヶ月前に、不妊治療クリニックのエコー検査で見たピコピコ動く心臓が、あの時から一度も休むことなく動き続けていると思うと、すごく不思議な気持ちになる。

妊娠6週目あたりの「心拍確認」といえば、妊娠超初期における大きな関門であり、不妊治療をしている誰もが目指すひとつのゴールである。

数年前、同僚が妊娠報告をしてくれたとき、不妊治療はもちろん妊活すら本格的にスタートする前だった私は、「心臓ってこんなに早く確認できるんですね！」と、今思えばかなりすっとぼけた返答をしたことを覚えている。

心臓が動き続けていることこそ、そこに命がある証なのだ。

あのときエコーで確認して、喜ばしくもまだ実感のなかった小さな存在が、腹から出てきて、目の前で眠ってる。ずいぶん大きくなったけど、まだまだ小さな命。

心臓の音、いつまで確認させてもらえるかな。

懐かしのエコー写真

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最近の走りがき。

・ずりばい、めきめき上達中。椅子の脚、キャスター、扇風機、各種コード類…気になるものめがけて突進していく。今のところ、探検タイムが始まったら、危険がないか見守りつつできるだけ好きなようにさせているけれど、ベビーサークルとかベビーゲート的なものの導入も検討せねばかな…。

・オムツ替え、着替えのときにじっとしていられなくなってきた。毎回格闘。「検品おねがいしまーす」とこれから履くオムツを手渡すと、それでしばらく大人しくしてくれる。

・水分補給ひきつづき練習中。外出時はストローマグ、離乳食のときはスプーン飲みであげてみている。飲んでる量以上に口からじゃばじゃば出てきている気がする。水でも麦茶でも、食いつきはどちらも同じ感じ。