見出し画像

初心者向け!TOEICで600点をとるのに使った文法書

こんにちは。るまんどです。

本日は、初心者向けのTOEICで600点をとるために使った文法書についてお話ししていきます。

1、そもそも文法ってなに?

 始めに文法について説明していきます。文法とは、英語に限らず言語の理解を早めるためのルールです。

 例えば、 私は寿司が好きですと英語で表現したいとき、文法のルールを知らなかったら、 日本語とリンクさせるように I sushi likeと書いてしまいます。これでは相手に伝わらないし、理解もできませんよね。

 英語の文法を理解していれば、「私は寿司が好きです」と表現したい時、英語では初めに主語が来て、次は動詞、目的語だから I like sushiだなって分かるわけです。

TOEICの場合は英語→日本語で理解する能力が求められますが、原理は同じです。文法を理解していれば、I like sushiをみたとき、私は寿司が好きですと即座に分かると思います。

少し複雑になりますが、

My friend gave me the game which I wanted.も文法をしっかり理解していれば、「私の友達は私がほしかったゲームをくれた」とすぐに理解できます。(ここでは文法の説明は省略します)

さらに文法をしっかり理解していれば、次の文の理解も容易になります。

I water flowers.

あれ?waterって水だよね?

その通りです。waterは名詞の水という意味が主流です。しかし、動詞として水をやるという意味もあります。仮にwater=水をやるという意味を知らなくても、英語は主語の次は必ず動詞が来るから、この水は動詞だな。また、後ろにflowersという目的語があるから、水をあげているという意味と予想がつくわけです。

そのため英文法は単なるだるいものではなく、英語の理解を早めてくれる素晴らしいルールだと思ってください。

2、TOEIC600点超えるまで私が使った参考書

 次に、実際に私が使用したテキストを紹介します。

使用したテキストは「フォレスト」です。今はEvergreenというテキストになっています。

では、私はなぜこのテキストを選んだか。理由は以下の二点です。

①図を使った分かりやすい説明

私は文法が本当に苦手で、多くの参考書をみても説明文をただ書かれているだけで、理解がすることができませんでした。

多くの日本人がつまずく現在完了を例に説明します。

一般的な文法書だと、

現在完了は、have+過去分詞で表され、意味は経験、完了、継続の三つがあり、経験は~したことがあると訳して、完了は...........。

どうですか、めちゃくちゃ眠くなりませんか??僕は学生時代から何度もこれが原因で英語を挫折しました。

一方、Forestは説明文もあるのですが、それ以外にも説明に図を使っているのでイメージで理解することができます。(下図)

めちゃくちゃ分かりやすくないですか?!人の脳というのは、文字よりも写真などのイメージの方が記憶に残りやすいです。そのため、この絵と意味をリンクさせることで、記憶に定着しやすくなります。

②レベル別に分けられている

TOEIC600点を超えるために、基本的な文法を理解する必要はありますが、応用レベルの文法は必要がないと私は考えています。私もTOEIC600を超えるまでは複雑な応用文法の勉強はしませんでした。

TOEICは基本的な文法を理解していれば解ける問題も多いのですが、大きなメリットは難しい文法をやった際の挫折を回避できることです。

参考書を買ったら全部やらなくてはと思ってしまうかもしれません。しかし、難しい問題にぶち当たって、挫折してしまっては勉強の継続も難しいので文法は基本のみを勉強することを強くお勧めします。

そして、このForestの各章は以下の3部構成となっています。

Part1:各文法事項がどのようなものかを理解。

Part2:基本的な文法事項を理解する。

Part3:応用文法事項を理解する。

私はPart1,2のみを集中的に取り組おかげで、効率よく基本文法事項を理解することが出来ました。

3、最後に

私はTOEIC600点を超えるまで、英語勉強のほとんどをForestに費やしました。その結果、半年で345→635まで上がり、文法問題も8割を超えることが出来ました。

TOEIC対策を考えた際、TOEIC問題集を解くのをイメージされると思いますが、私の経験上、中学、高校レベルの文法書を確実に理解する方が最終的に点数が大きく伸びると考えています。

これからTOEICの勉強の方に少しでも役に立てば幸いです。

ありがとうございました。