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人生は運ゲーだというけれど

結局人生を決めるのは運なのかもしれない。

そう長く生きているわけではないけれど、四半世紀くらいの人生の中で
幾度か自分の力ではどうしようもない不運に見舞われるとそう思うようにもなる。

努力は確かに大切だけれど、必ず報われるとは思わない。

良い運も巡ってくるけれど、それを掴んで大成功にまで持っていくのはとても大変だ。

そんな中で、幾度目かの不運が一段落した今ふと大切だと思ったこと。

それは「どうしようもない不運に見舞われた時、どこまで自分自身を手放さずにいてあげられるか」自ら不幸に堕ちずに踏みとどまれるか。

程度の差はあれ不運は必ず巡ってくる。でも生きてさえいれば、いつかその波のピークは過ぎ去っていく。

不運自体は仕方ないけれど、その渦中にいる時に自暴自棄になって自らさらなる不運へ突き進んでしまう人を幾度か見た事がある。
そうなってしまうと、いつか不運の波のピークが過ぎても谷の底にとどまり続けるしかなくなってしまう。

踏み外してはいけないところを踏み外さないこと。
逃げてもいいから自分自身を自分で傷つけないであげること。

キラキラ努力で成功することよりも、マイナスのときの自分を守れる自分でいることが大事だと私は思う。

そういう私自身、結構ギリギリまで無理をして自分を追い詰めてしまうのだけれども。でも最後の最後で踏みとどまって自分を大切にしてくれたあの日、あのときの私たち。ありがとう。

おかげさまで今も生きていて、それなりに幸せです。



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