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韓国在住15年目が伝えたい韓国のリアル【エピローグ】

鹿児島生まれ、鹿児島育ち。
話せる言葉は鹿児島弁だけ。
東京にも行ったことない、都会が怖い田舎者。
そんな私が将来外国で暮らすことになるなんて、
幼い頃の私は夢にも思っていませんでした。

『気になる国』に出会う

ハングル文字を見る機会が増えた日韓ワールドカップが行われた2002年、当時の私は高校1年生でした。

大学進学だけを目標に早朝から続く進学校での高校生活に私は嫌気がさしていました。もちろん、そんな目標がないのに進学校に行った自分が悪いんですが、ここではどうしても自分の意志で勉強をすることができなかったのです。高校生として、自分の将来を夢みる余裕すらありませんでした。

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韓国は日本のすぐお隣。
しかも、ここからは距離的にも東京より近い。
なのになんで私はこの国のことを全く知らないんだろう。
あの記号のような文字でどうやって
コミュニケーションをとるんだろう。
そんな思いに駆られ、
独学で韓国語の勉強を始めるようになりました。

国外はもとより国内ですら興味がなかった「外の世界」が気になり始めたのは、これが生まれて初めてでした。

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17歳、ひとり韓国へ

独学と言っても、半端ない進学校での授業量+部活+課題で、韓国語に費やせる時間は多くありませんでした。好きなことを勉強したい!と、私は思い切って日本での高校生活を捨て、韓国で高校に通うことを両親と学校に宣言します。

両親は、
「人と変わったことをすることは大変だが、自分で決めたことは自分の力で成し遂げなさい。」
と背中を押してくれました。

高校の校長は、
「なぜ韓国のような発展途上国に行くんだ。君はここに残って、いい大学に進学できるよう勉強した方が君の将来のためだ。」
と韓国を卑下しながら大反対し、校長室で喧嘩沙汰になったことを覚えています。

担任の先生は、
「お前の人生は、お前が決めるんだ。」
と、私の代わりに校長と喧嘩してくれました。

そんなこんなで私は高校3年になる直前の2004年の2月、韓国語も出来ないまま、ひとり韓国へ発ちました。私の韓国生活は、この17歳の『無謀な挑戦』から始まりました。

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「韓国に住んでるなんて羨ましい」の今。

こうして韓国という国に出会い、
韓国で暮らし始めて今年で15年目。
こんなことを言われる日が来るなんて、
昔は思ってもみませんでした。
韓ドラやK-POPアイドル、韓流スター、コスメにカフェ、ファッションなど韓国への関心は以前と比べものにならないぐらい大きくなりました。

今だから伝えたい韓国のリアル

韓国への関心が高まっている今だからこそ、
長年韓国で暮らしてきた私が発信できる韓国のリアル。

韓国での留学や就職、結婚などを夢見る方へ
私の経験談や、いいことも悪いことも正直に伝えたい韓国の話。
韓国語を勉強してる方へ
リアルな韓国語のためのアドバイスやオンラインスクール。
自分だけの韓国旅に出たい方へ
長年の旅行コンサルタント経歴を生かした韓国旅行コンサルティング。

韓国コロナの今、
韓国の電化製品やその他アイテムなどのリアルな正直レビュー等々、

そんな私がお話したい色々な韓国のリアル。
今までは、知人などを通してオフラインで相談に乗ったりしていましたが、
これからはこの場を借りて、韓国のリアルを発信していきたいと思います。

最近、Instagramも始めました。
こちらでは、韓国の美味しいお店や地方旅など
旅行に役立てるような情報を毎日更新していますので、
よかったらお立ち寄りください。


ソウル庶民でした。

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