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HPI Visa 取得について


HPI Visa (High Potential Individual) とやら

詳細はGov.uk (https://www.gov.uk/high-potential-individual-visa)にて。
端的には、大学卒業(修了)5年以内での人を対象に、その卒業年に卒業した大学が世界ランキング Top 50以内であれば、英国政府がビザを発行するというもの。

発表された当初は界隈でかなり盛り上がっていました。(私の周りだけ?)
ただ発表された当時の私は、「いやでも今の仕事あるし…」と複雑な気持ちでした。
が、紆余曲折を経て(あったか?)転職してイギリスで働こう、と決めた際に、想定以上にこのビザ対象者であることに救われ、無事にこれまでと同じ業界・職種でイギリスでキャリアを積むという選択肢が生まれました。
幸運な時代に生まれたものです。


必要だったもの

ECCTISの証明

この申請用に、修了証明書・成績証明書が必要です。英語版必須で私は日本語版と英語版を両方提出。
昔香港ビザ申請時にも、わざわざ大学に取りに行って原本提出していたので、2部ぐらいもらっておけば良かったと後悔…。
PDFをスキャンしてのECCTISはオンライン申請なので、今回は原本を大切に保管しておこうと思います。

IELTS for UKVI

要は英語力証明です。
どのビザ申請にも必要なので、転職活動前にすでに受験していました。仕事面など落ち着かない時期だったので、ある意味いい息抜きでした。
何も考えずに Academic moduleを受けたのですが、Academicの必要があるのかは最後まで調べずに終わりました。

資金証明

自分の口座に一定期間以上お金 (£1,270以上) があることを証明するもの。
私は、以前お金を入れたまま完全に使っていなかった MUFGのインターネットバンキング口座から、お取引記録を取得。(参照
英訳が必要とのことだったので、ワーホリネット様にお世話になりました。迅速にご対応いただきました。ありがとうございます。

(余談)
Redditをサーフィンする限り、本当に英訳が必要なのかは怪しい…。
資金証明不備を理由に却下された投稿を見ていると、差し出している口座情報を当該銀行に照会している…?
結局その銀行の担当者の方が口座番号や氏名など読めればいいのであれば、英訳の必要是非がわからないのですが。。(実際、自分で訳したり、訳さないで通った人もいるよう。)
このフロー自体いつ変わっているかもわからない& 払えない金額ではないので、不安になるより…と思い、私は英訳お願いしました。

お金

詳細は後述しておりますが、結局65万円ほどでした…。
これに加えて渡航に必要なお金(フライトチケット、エアビー、住居の初期費用、荷物送るEMS代)が入ると考えると…(涙)


スケジュール・必要な日数

ざっくりと、ECCTISに2週間 + ビザ自体に2週間 = 1ヶ月ぐらいでした。
なお、IELTSはすでに取得していたので割愛しています。。

My Timeline

Mar 15th : ECCTIS 提出
Mar 29h: ECCTISが承認される
Mar 29th: UK Visa申請提出
Apr 1st: 東京の VFS センターでバイオメトリックス提出
Apr 1st: メールでUKVIに申請が送られたことが通知
Apr 2nd: UKVIから追加の書類を要求される
Apr 2nd: UKVIへ追加書類提出
Apr 13th: ビザ承認(メール通知)
Apr 15th: 東京の VFSセンターへVisa (Vignette)を受け取りに行く

※同じ投稿は Redditでも。

余談①

ECCTISの素晴らしさ(ネガティブに)と言ったら…。
ECCTISに修了証明書等を提出していたわけですが、彼ら自身が直接大学に問い合わせて在籍照会を行うようで。照会メールにCcされていたので申請が進んでいることにホッとしたのも束の間、同じ大学の別学部に照会していることに気づき(唖然)
慌てて自分の学部の教務課メールをCcに入れて、間違えを指摘。。。

無事に教務課の方々が回答した後も、3日ほど連絡がなく、お問い合わせメールとチャットを両方送ったところチャットのみ回答があり、順番に進めているので…という杓子定規な回答。
が、そのチャット回答の数時間後に承認が降りるという。。。もちろん偶然かもしれないと思いつつ。。。

余談②

せっかちすぎて、VFSセンターを最短日で予約したのですが、追加アップロードが24時間以上前であること、そして資金証明が英訳が必要であることを失念しており…。
無理くり超速で訳していただいたものを12時間前にアップロード、何故かアップロードできてしまった(失笑)ので、大丈夫だろうと思ってVFSセンターへ伺ったところ、手元のアップロードリスト一覧には含まれているものの、VFSセンターからは翻訳のアップロードが確認できないとのこと。
24時間前制約を破った私が完全に悪いにもかかわらず、無償でVFSセンターにてアップロードしていただけました。感謝しかございません。。。

私のような人はいないだろうと思いつつ、念の為書類などプリントアウトして持って行くと安心です…!


かかった費用

  • IELTS -- 31,500円

  • ECCTIS -- £217.5 (約42,000円)

  • VISA -- 166,323円 (£822)

  • NHS -- 411,288円 (£1,035)

  • 資金証明の英語訳 3,500円

締めて、654,611円。ひょぇ。。。

ちなみに公式見解はこちら。2024年4月現在、円安が厳しい状況ですね…


最後に

ひとまず私の申請当時気になっていた事などをまとめてみました。
思い出したことなどあれば追記しますが、ご質問等あればメッセージいただければ…!

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