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日立鉱山についてのメモ書き

*以下の文章は僕のブログ
 『珈琲フロート・ダークリー』からの抜粋です。

日立鉱山をつくった〈鉱山王〉久原房之助。
やはりというかなんというか、
調べたら2.26のクーデターのフィクサー(黒幕)だったそうだ。
ウィキペディアにも書いてあるので、オフィシャルな見解だろう。
茨城県は三大クーデターのうち、
大洗町で集まったメンバー中心に血盟団事件を起こしただけでなく、
やっぱり2.26に久原が資金を提供して起こって、
日本は軍国化の道を走ったことになる。
どうしても2.26事件は、
理論的主柱になった北一輝ばかり考えてしまうが、
ああいうのは金が必要であり、
そこに久原が咬んでいたのは抜群に面白い。

今年の後半は、日立についても調べたい。
が、時間がないんだよなー。
頑張る。
ちなみに日立鉱山が自前の修理工場を持っていて、
そこで国産初のモーター(電動機)をつくることに成功、
そこから独立したのが日立製作所だ。
そちらは創業者は小平波平である。
小平は栃木県出身だが、久原は山口県萩市出身。
ガチ大政翼賛会のひとだそうだ。
日立製作所と言えば鮎川義介の名前が浮かんでくるが、
彼の親戚に岸信介がいるので、がちがちに長州。
茨城県で日立市の隣の高萩市に
宇部興産(山口県宇部市の会社)がやってる向洋炭鉱があるのが
これで納得出来た。
やべぇな、本気で調べたいぞ……。

余談だが水戸藩の優秀な人材は天狗党の乱で全員死んだので明治政府の中枢には茨城の人材はいないのだった。ナムサン。

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