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法的トラブルに遭ったときの思考の整理方法

法的なトラブルに遭ったとき
簡単な思考整理方法として

①損害が発生しないようにするにはどうしたら良いか

②発生した損害を回復するにはどうしたら良いか

③損害が拡大しないためにどうしたら良いか


この3つの視点で整理をすることをお勧めしています


実際,法的トラブルに遭うときには
①損害が発生してしまっていることが多いと思います。
そのため,平常時にどれだけリスクや最悪の場合を想定していたか
が決め手となることが多いです。

一方,②特に発生した損害を回復する方法は,
法的には金銭賠償が基本となります。

謝罪を法的に求めることは基本的には認められません。
精神にしんどいことや嫌な気分になったこと
これらは金銭で回復することになります。

そのため,金銭では回復することが難しい場合には
発生した損害は我慢せざるを得ないことが多いです。
また,損害が回復するまで極めて長時間かかることもあります

そこで,損害の回復を諦めたとしても,
③今後,これ以上の損害が発生しないようにどうしたら良いか
考えます。

ここで
金銭もさることながら
トラブルの解決に向けた時間や手間や
もやもやした気分で過ごすことになる時間も
損害と思います。

こういった損害がこれ以上発生しないよう
できるだけ早い段階で検討することが大切だと考えてます。



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