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推しぬいに勲章を授与

でかパガぬいにバッジをあげました。楽しかったです。という記事です。

自分のnoteの読者層をまだ把握できていないので、はじめから説明すると……。
Nintendoのアクションゲーム「スプラトゥーン」シリーズに登場する武器「スパイガジェット」が大好きだ。

自分のアバター。手に持っている黒い傘がスパイガジェットです。
スパイガジェット使い同士で戦っているところ。

スプラトゥーンは2色のチームに分かれ、水鉄砲などの武器を好きに選び、銃弾の代わりにペンキを撒き散らすスポーツ風ゲーム。
敵チームの色のペンキを浴びるとKOされてしまうが、スパイガジェットは先端からペンキを噴射しつつ、傘で防御できるのが特徴の武器。
映画「キングスマン」に登場する傘型の銃がモチーフと思われる。

そんなスパイガジェットが好きで、いわゆる推しぬいみたいにしたくて、数ヶ月前にぬいぐるみを作った。
一番大きいものは1メートルもある。抱えるサイズ。

冷静に考えるとデカくしすぎたけど、幸せなのでオッケーです。

スプラトゥーンではしょっちゅうスパイガジェットを装備して試合に出ているのだが、スパイガジェットで勝った試合がもうすぐ4000を迎えそうなことに気づいた。
ちょうど3ヶ月前に3000勝を迎えた時は、こんな写真を撮ってお祝いした。

スパイガジェットは紳士傘モチーフなので、こういうエレガントなアイテムが似合う。


武器の何百勝何千勝をお祝いするのは、最近始めた楽しみ方だ。
実はそこそこの期間、他のスプラトゥーンプレイヤーの方々の賑わいやコミュニティを知らずにいて、こういう楽しみ方があるのにも気づかなかった。
なので1000勝、2000勝の瞬間などは見落としている。

3000勝の時には、スパイガジェットのぬいぐるみ(『パガぬい』と呼んでいる)に生花を添えたけれど、4000勝には何を用意しようか?
色々考えていたら、パガぬいに何か飾り物を捧げたくなった。

ぬいぐるみの飾りになって、4000勝らしさが出せるもの……思い浮かんだのは刺繍のブローチだった。
刺繍は大のニガテだけれど、クロスステッチなら10年ほど前に趣味でやっていたことがある。
クロスステッチで「祝・4000勝」みたいな文言を書き、バッジのように仕立てれば良いんじゃなかろうか?

さっそく図面を描いてみる。

アナログでするんじゃなかった!

「4000勝ありがとう」を丸く配置することにした。いつも一緒に戦っている武器への感謝の気持ち。

パソコンで作り直した図面。

良いデフォルメで小さい目数に収められた気がする!
特に「あ」「が」よく省略できたと思う。
この図面をもとに刺繍をしていく。

久しぶりに出した用具。

DMCの上等なラメ糸と、細かなマス目の入った平織りの布を使う。インディアンクロスという布だった気がする。
ブローチの台座もちょうど良いのがあった。スパイガジェットに合わせて、なるべくシックな風合いの素材でまとめてみる。
どれもずいぶん昔に買ったもの。手芸資材をたくさん集めていたのが役に立った……!

刺し始めたところ。

これ、クロスステッチ用の布としてはとてもマス目の細かい布で、目が読みにくい。
しかもラメ糸は通りが滑らかではなく、この細かい目の上で加減するには癖が強い。
10年ぶりに刺繍をやる人が刺すもんじゃない気がしてきたぞ……!

悪戦苦闘しつつも、2時間ほどで刺し終えることができた。

微妙に読めないかも!?

これをヨーヨー(布を絞って作る丸いパーツ)にして、ブローチの台座に縫い付けた。

なんとかバッジらしくできて安心! でもやっぱり微妙に読めないかも。

黒と銀でまとめたのが良い感じで、さっそくパガぬいにつけてあげたくなった。
しかし、これを作ったのは4000勝を万全なハッピーで迎えるためなので、この時点ではまだ3990勝だ。

Switchでスプラトゥーン3を起動して、いつも通りのバトルをする。
連勝も連敗もしつつ、無事に4000勝目を見ることができた。

勝利数4000の文字が嬉しい!

嬉しくなって、部屋でひとり小躍りした。パガぬいをポンポンみたいに投げてキャッチして、はしゃいだ。
いっぱい勝ってくれてありがとう〜!

勲章だよ! おめでとう!
傘の留め具の部分につけてみた。色が合ってよかった〜!
この角度、胸のバッジを誇らしく眺めているんだよな(妄想)。

バッジ、前もって作っておいてよかった。4000勝達成のテンションそのままでお祝いできました。
5000勝する時も、また良いものを用意してお祝いしたい!