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メディアについて

どの発信メディアも長所があれば短所もあるものなのだが、残念ながら人々の多くはそれに惑わされ、右往左往している。

例えばSNSはどこよりも早く情報を手に入れるうえでは有効だが、情報の正確さに関しては保証されていない。

論文や公的な情報開示は多くの検閲を通している分信頼性は高いが、公表されるまでに時間がかかる。

新聞やテレビはその中間にあり、 マスメディアとしての責任と求められる迅速な情報伝達の間でせめぎ合っている。


デジタル・メディアの登場により、世界中の人が自由な発信者となっている以上、情報の受け取り手の重要さが日々増している。

僕自身はTwitterはあくまで発信の場として使って、情報を受け取るためには使わない。 何度が使いこなそうと試みたが失敗した。

情報の雑音が多く、そこから優れた情報を探すためにスクロールすることに疲れてしまったのだ。

発信するためのサービスは数多くあるが、受け取り手に向けたサービスはそんなにない。 そこに関しては僕たちの自助努力に委ねられている。


最近では、テレビでさえTwitterの情報をあたかも権威あるデータだったり、大衆の意見であるかのように報じる。

個人的には、マスメディアはあくまでSNSとは分立して報道して欲しいものだ。そうあることで三者三様の価値が生まれてくる。

インターネットで上手に情報を手に入れるためには、公的な資料にあたるか、一定数の検閲を通過した情報に限って参考にすることだ。

それ以外は、嘘偽りが混じっていても仕方なしと、今は割り切るほかないだろう。

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