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少し早いけど、お雑煮の具材について語りたい

少しフライング気味な話ですが今回はお正月の定番、お雑煮について吐き出したいと思います。

私はお雑煮が大好きです。今から楽しみで仕方がないです。

そんなに好きならお正月関係なく作ってもいいのでは?とも思います。思うのですが、どうでしょう。

お正月にならないと作る気にならないのがお雑煮なんですね。

正月料理という概念にとらわれた遠慮もありますが、それだけではないのです。
なぜならば、私が住んでいる地域のお雑煮は具材が多くて調理がとても面倒くさいからなんです。

この感想は私だけかもしれませんが……。

地域によってお雑煮の具材は全然違いますよね。私が子供の頃から食べているお雑煮は、具沢山でお醬油ベースです。

ということで、ご紹介いたします。いえ、させてください。

この辺りではお雑煮の具材のことを雑煮の「こう」と言います。どんな漢字が当てはまるのかは知りません。「香」なのでしょうか。「幸」なのでしょうか。

まぁ、漢字はさておき「こう」を作っていきましょう。先ず「こう」を作るにあたり、絶対になくてはならない材料があります。

それは何を隠そうぜんまいです。そう!「こう」のベースはぜんまいなのです!

3㎝位の食べやすい長さに切った大量のぜんまいが主役です。

その主役と一緒に煮込むのが、ざく切りの白菜、薄切りの大根と人参、斜め切りの長ねぎ、崩した豆腐、程よい大きさに切った油揚げ、つきこん、等々。

材料になる野菜は各ご家庭で違うかもしれません。あと、お肉も入れますが、お肉も各ご家庭で違います。

私の実家では牛肉だったり豚肉だったりしましたが、旦那さんの家では鶏肉でした。なので私も鶏もも肉で作るようになりました。

たまに実家のお雑煮を食べる機会があるのですが、とてもあっさりに感じます。鶏肉だとコクと甘味?旨味?を感じますね。鳥肉の方が濃い?です。

すみません。上手く食レポ出来ません😥

はい、食レポはさておき(咳払い)
こうして煮ること30分強。結構なごった煮の「こう」が出来上がります。

お雑煮の「こう」は他の正月料理と共に年末に仕込んでおきます。

そして、お正月の朝はお餅を焼くところから始まります。

お餅は長方形の切り餅です。焼いたお餅と熱々の「こう」が絶妙にコラボして、得も言われぬ美味しさです。

最高の年初めの朝食です。
これぞ正月。今年も一年頑張ろうって気持ちになります。

沢山作るので、三が日お雑煮を食べることが出来ます。お鍋が空になるとお正月が終わったんだなって気持ちにさせる、不思議な食べ物です。

以上、私の地域のお雑煮のお話でした。


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