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生き様で見た目が変わると思います。だから日々を穏やかに過ごしたい。

穏やかに年を重ねたい。
私のささやかな願いです。

私はコンビニでパートをしているので日々不特定多数のお客様と接します。
本当に色々な方がいらっしゃいます。

私がいつも素敵だなと思うのは、決まって同じタイプのお客様です。

それは……。
年齢性別問わず人として、とにかく穏やかな方です。

表情も仕草も佇まいも、もちろん口調も、全てが穏やかなのです。

ため口や上から言葉はお使いになりません。
穏やかなお客様のほとんどは、ほぼ敬語一択です。敬語の途中に不意打ちで「うん、いいよ」とか言われるとキュン萌えです。

それに、穏やかな方は大抵こちら側にミスがあったとしても「大丈夫ですよ」と大きな心で許して下さいます。恐縮してしまい、噛みそうな勢いで申し訳ありませんを連呼してしまいます。

活発なお子様連れの若いご夫婦や、急いでいるんだろうなと想像できる作業服の方などが穏やかにレジ前に立ってくださるだけで、とても素敵な気持ちになります。

お子様をたしなめる口調が穏やかだったり、急いでいるはずなのにイライラしないで待っていてくださったり。

商品を買っていただいた上に店員を素敵な気持ちにさせて下さるとは、何ともニクイお客様です。

心の底から、またお越しくださいと思います。私も真似したいな、こんな風になりたいな、と思わせられます。

尊敬に値するような人は、なにも偉人伝に出てくるような人たちだけはないのです。身近なところに初見でふと出会えたりします。
一期一会のラッキーです。

今はマスクのご時世なのでお客様の目元しか拝見できませんが、そういう方の目元は決まって穏やかです。

例え会計しながら電話をされていたとしても、きちんとジェスチャーで答えてくださったり、去り際に深いお辞儀を残していってくれたりします。

「レジ中なのに電話を離せなくてごめんなさい」
という気持ちがひしひしと伝わってきます。

それが分かればこちらだって
「どうぞどうぞ。大切なお電話なんでしょうから続けてください」
と思えます。

何人ものお客様と接する中で、お顔(目元)を拝見して実感したことは、人柄は顔に現れるという事です。たまにギャップのある方もいらっしゃいますが、八割方、顔立ちが穏やかな方は予想通り穏やかな受け答えをしてくださいます。

のんびり屋独特の感覚かもしれませんが、そんな気がします。

そんな私もいいお年頃です。そろそろこの先どうなりたいのか。真剣に実行していかなくてはいけません。顔立ちを含めた外見や、他人様に与える印象は、一朝一夕に作ることが出来ませんからね。何せ中身を改革しなければいけないのですから。

せめて買い物に行った先で、店員さんに感じ良く見られるくらいになれるといいなぁと思います。

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